欠損の流れ【13】

~3つの視点~

高齢者の少数歯残存という狭い範囲ではありますが、欠損歯列を崩壊度、進行性、回復度という3つの視点にあてはめてみました。ここで一番重要と考えているのが過去の崩壊度よりもいま現在口腔内がどういった状況にあるのかを示す進行性です。欠損の流れが止まっているのか、流れているのか、早いのか、ゆっくりなのか・・・そこを見きわめることができれば加齢変化の中で介入のタイミングや補綴物のかたちが見えてくるかもしれません。