週末は東京で臨床歯科を語る会が開催されました。土曜日の夜は楽しみにしていた「永田オクル-ジョン道場」へ。咬合が崩壊している場合、術者の判断で水平的顎位を設定しなければなりません。とはいえ下顎の顆頭の動きは直接見えないので口内描記装置で描かれたゴシックア-チからその情報を読み取る必要があります。そこから顎運動、顎機能を読むことは容易なことではなく参加されている先生方の多様な下顎位の読み方にもそれがあらわれていました。
平面図に書かれた鳥の足形と三次元的な顆頭の動きをつなげてくれたのは最新の解析機器ではなく永田省蔵先生の手の動きでした。