TAG テレスコ-プ義歯

最後の一本となった歯に対する思いと高齢化④

『他の歯にもこれだけ愛情をかけていれば、今頃全部の歯が残っていたかもしれない。もっと早く教えてくれてなきゃ・・・。』 長きにわたり咬合高径を保っていた犬歯の情報を失うわけにもいかないので、破折面にそのまま床を継ぎ足して使…

顎堤②

パノラマX線写真を見る時、顎堤形態と残存歯の支持組織の状況は治療計画をたてるうえでの判断材料となります。ともに良好であれば動かない義歯を制作することに期待がもてます。義歯が動かなければ顎堤の吸収スピ-ドはおさえられ、それ…

顎堤①

金子一芳先生のホ-ムペ-ジのリンク集から”黒田のひとりごと”に飛ぶと、弱体化した残存歯が術後31年もの間、支台歯として機能している症例を黒田昌彦先生が提示されていました。やっぱり歯を残す、歯が残るっていいなぁ…

距離感

昨夜はzoomで「二の会in愛知」の予演会が行われました。  

暮れの検診

「今年もなんとか無事でした・・・。」と患者さんが笑みを浮かべる。70代に入ってからの10年間はこれまでとは違った様々な変化が容赦なく押し寄せる。そんな中にあって患者さんと共に安堵するひとときはそれほど悪くない。これからも…

欠損の流れ【19】

内科を受診すると受付で「安静にしてくださいねー」と声をかけられました。そうしたいのは山々ですが明日も朝から仕事です。 口腔内でも支持組織が弱体化した歯牙に支台歯として働いてもらわなければいけない局面にたびたび遭遇します。…

欠損の流れ【18】

歯根破折をおこした大臼歯の手前の小臼歯には垂直的な動揺がありました。自然移動に時間をかけると歯根膜量の多い遠心側に寄り添うように延出。二次固定効果もあり動揺は全くなくなりました。残存歯の多くが歯冠歯根比が逆転しているよう…

欠損の流れ【16】

~レジン外冠~ 周囲の骨がなく動揺度の大きい欠損隣接歯。そんな予後が不安な歯牙を支台とする際には今までもレジン外冠を使うことがありました。二次固定効果を期待しながらも強すぎない適合が必要と判断したからです。もちろん費用を…

欠損の流れ【15】

先日の名古屋もくあみ会では、高齢者への対応を考えるうえで症例を持ち寄り何とかヒントを見出そうとする模索の議論が続きました。そんな中、ふたつの策が頭に残りました。

欠損の流れ【13】

~3つの視点~ 高齢者の少数歯残存という狭い範囲ではありますが、欠損歯列を崩壊度、進行性、回復度という3つの視点にあてはめてみました。ここで一番重要と考えているのが過去の崩壊度よりもいま現在口腔内がどういった状況にあるの…