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最後の一本となった歯に対する思いと高齢化④

『他の歯にもこれだけ愛情をかけていれば、今頃全部の歯が残っていたかもしれない。もっと早く教えてくれてなきゃ・・・。』 長きにわたり咬合高径を保っていた犬歯の情報を失うわけにもいかないので、破折面にそのまま床を継ぎ足して使…

最後の一本となった歯に対する思いと高齢化③

『 先生、食べるものによって下の入れ歯が浮き上がってくるようになったんだけど・・・。』 粘膜との適合は特に注視してきたはず。顕著な顎堤の変化は見受けられなかったのですが…。15年間ほとんど問題なく経過してきた…

最後の一本となった歯に対する思いと高齢化②

『歯が抜けたから、今から行ってもよろしいか!?』 突然の電話に驚きましたが、口腔内では歯冠歯根破折が起きていました。ここ数年根面カリエスと対峙してきたのである程度予測はしていましたが、今年にはいって気になっていたのはこれ…

最後の一本となった歯に対する思いと高齢化①

2011年に記した旧ブログからの一コマ。63才男性。「ぐらぐらしているのでもう抜いちゃってください。」と指さした右下の犬歯に対する思いは年々変わっていきました。いつの間にかお互いの共通の目標となった犬歯の保存は定期検診の…

顎堤②

パノラマX線写真を見る時、顎堤形態と残存歯の支持組織の状況は治療計画をたてるうえでの判断材料となります。ともに良好であれば動かない義歯を制作することに期待がもてます。義歯が動かなければ顎堤の吸収スピ-ドはおさえられ、それ…

顎堤①

金子一芳先生のホ-ムペ-ジのリンク集から”黒田のひとりごと”に飛ぶと、弱体化した残存歯が術後31年もの間、支台歯として機能している症例を黒田昌彦先生が提示されていました。やっぱり歯を残す、歯が残るっていいなぁ…

距離感

昨夜はzoomで「二の会in愛知」の予演会が行われました。  

語る会のない夏

節目のないまま、あっという間に一年が過ぎようとしています。語る会の先生方とお会いできない七夕は何とも味気ないものでした。開業してしばらく目指す臨床がみえず、さまよっていた日々を思い出します。

よりそうって何だろう.3

「この人は先生の前だとしっかりするんです。家では全く磨かないし口の中もさわらせてくれないんですよ…」というような介護者の発言をうけるとその疲弊度と意思疎通レベルとのギャップにますます混迷します。 そんなとき地…

よりそうって何だろう.2

去年の暮れから今年にかけて二人の患者さんが介護施設にはいられました。施設に送る治療経過報告書を書きながら、義歯の下に残した歯根の先行きに不安を感じました。通院が難しくなってきているのは把握していましたが歯牙保存にこだわり…