TAG 遊離端欠損

よりそうって何だろう.2

去年の暮れから今年にかけて二人の患者さんが介護施設にはいられました。施設に送る治療経過報告書を書きながら、義歯の下に残した歯根の先行きに不安を感じました。通院が難しくなってきているのは把握していましたが歯牙保存にこだわり…

暮れの検診

「今年もなんとか無事でした・・・。」と患者さんが笑みを浮かべる。70代に入ってからの10年間はこれまでとは違った様々な変化が容赦なく押し寄せる。そんな中にあって患者さんと共に安堵するひとときはそれほど悪くない。これからも…

青のない信号

欠損の流れが緩やかであればその口腔内は安心して様子がみれる青信号の状態です。しかし黄色か赤色か判断に迷う場合はそうもいきません。黄信号だと思って様子をみている間にせきをきったように歯を喪失しだすと、対応がどうしても後手に…

欠損の流れ【19】

内科を受診すると受付で「安静にしてくださいねー」と声をかけられました。そうしたいのは山々ですが明日も朝から仕事です。 口腔内でも支持組織が弱体化した歯牙に支台歯として働いてもらわなければいけない局面にたびたび遭遇します。…

見えないものをイメ-ジする難しさ

週末は東京で臨床歯科を語る会が開催されました。土曜日の夜は楽しみにしていた「永田オクル-ジョン道場」へ。咬合が崩壊している場合、術者の判断で水平的顎位を設定しなければなりません。とはいえ下顎の顆頭の動きは直接見えないので…

欠損の流れ【16】

~レジン外冠~ 周囲の骨がなく動揺度の大きい欠損隣接歯。そんな予後が不安な歯牙を支台とする際には今までもレジン外冠を使うことがありました。二次固定効果を期待しながらも強すぎない適合が必要と判断したからです。もちろん費用を…

守備範囲

大阪に万博がくる2025年には75才以上の高齢者が大幅に増えると言われています。100才以上の方は13万人と珍しい存在ではなくなります。そして日々の診療でも後期高齢者の患者さんの割合は増加傾向にあり、いろいろと戸惑う場面…

もくあみ会まで109日

最近放送された3番組の内容はとても興味深いものでした。けれども「高齢者への対応」という視点でとらえると向いている方向がバラバラのように感じました。それぞれの要件を同時に満たすことはとても難しく、何かを切り捨てなくては方針…

欠損の流れ【10】

~流れにさからわないという戦略~ 10歯以下になって上下ともに中央に残存した形態は、安定しており欠損の流れは穏やかなものとなります。しかし決して止まったわけではありません。そこからの10年、患者さんが80代に入ってからの…