TAG 高齢者の歯科治療

オーバーデンチャーを考えるとき①

「ぐらぐらして痛いからもう抜いちゃって」と来院されてからもう13年が経とうとしています。 患者さんの年齢も70代後半になりました。その間いろいろと身体のほうには問題が見つかったそうですがお口の中はいたって元気。 恵まれた…

上下顎中央残存型⑨

今回の連載のきっかけは、この1枚のパノラマです。 ”欠損歯列の改変などに舵を切る場合にも、何がどの時点で必要になるかを知っておくことは何にもまして必要不可欠なことである” (ヒストリーからの分類より) 二次固定という武器…

上下顎中央残存型⑤

下顎前歯部の叢生や上顎と下顎の歯冠の幅径の差などから支持している箇所は前の患者さんと比べると少ないです。 歯式で表せばほぼ変わらないのに欠損形態を分類することがいかに難しいかよくわかります。 それでもこのシルエット、バラ…