上下顎中央残存型②

欠損補綴

高齢者補綴のひとつの終着駅としてシングルデンチャ-がありますが少数歯残存になるまでに別の落ち着き先がないものか探しています。

そんな時一人の患者さんが歯茎の痛みを訴えて来院されました。
歯周病に罹患し多数歯を失い今回はそのうちの1本が急性化していました。
特筆すべきはこの患者さん、もう何十年と義歯もいれずにこの状態でやってこられたということです。
このままでもそれほど不自由を感じられていない。
加齢による口腔内の狭小化や左右のバランスも文句なしの今の状態を補いつづる必要があるのか迷いました。

 

 

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