人☆物探訪⑥

金子先生に質問にする際にはその質問が的をえているかどうかをまず相談してからすることにしています。お伺いをたてるのは熊本の永田省蔵先生です。永田先生はひとつの症例に対して非常に懇切丁寧に熱く語ってくださいます。何より嬉しいのは「自分はこう思うけど、先生はどう思う?」と必ず私の意見も聞いていただけることです。懇親会での若手の先生に交じっての順番待ちは承知の上。検閲を通る質問は一割程度でしょうか。「勝手に質問して怒られても、こっちは関係ないからね。」という心強い言葉を後ろ盾に無謀な挑戦は続いていくのであります。