TAG 欠損歯列

飛散

花粉が飛散しています。毎年この時期、口腔内のコンディションが変化する患者さんもいらっしゃるのでしっかりと対応していきたいと思います。

今年の一枚

両隣在歯に悪影響を与えるということで抜歯宣告をしたのが2カ月前。直前にデンタルX線を撮ると歯根膜の可能性を感じさせる一枚となりました。勝手なもので経過をみるのが何より待ち遠しいです。  

ウソのない臨床

ウソのないお人柄に惹かれてもう何年も追っかけをしている金子一芳先生。その金子先生が主宰されている火曜会65周年記念講演会が週末東京で開催されました。症例発表はあらかじめブロック毎に分けられ、個々のケ-スがテ-マを軸につな…

補綴物の役割

右上45のリスクは消えませんが現在口腔内は安定しています。60代までに残存歯数19、咬合支持数7になったスピ-ドを考えますと、その後の20年間を二つのクラスプ義歯により1歯喪失できりぬけたことになります。補綴直後は不安だ…

片側処理の是非

当院で両側遊離端義歯を装着後、右上の臼歯を他院で抜歯。その後は食事に支障がないという理由から67欠損部に補綴はされていませんでした。しかし再来院の際には下顎義歯の不具合を訴えられ、その理由は主に左咀嚼からきているものでは…

上顎67欠損

2001年に下顎の入れ歯を作ってほしいと来院された患者さん。その後他院を受診された時期もありましたが、はじめに下顎義歯を製作してから20年が経ちました。そのうちの11年間は右上の欠損部に何も入っていない状態でした。

web学会③

昨年末の院内ミ-ティングで提示した下半期の歯周基本治療が終了したケ-スです。講演の中で、再生療法によってきれいに骨が回復し安定している画像をみると非常に心が動かされます。しかしいまのところ垂直性の骨欠損が残った歯牙に対し…

web学会②

ある先生は超高齢社会ではライフデザインが変化するということに注目し、20代~40代の残りの人生の長さをペリオの切り口で捉えお話されていました。超高齢社会問題では80代90代の対応に目がいきがちですが重度歯周病では若年世代…

金子先生、ホ-ムペ-ジやめるってよ

金子一芳先生が六月でホ-ムペ-ジを閉鎖されました。このホ-ムペ-ジのめざしていた形がそこにあり、ブログを主体とした構成など思い切りマネをしていましたのでとても残念です。ご機嫌のいいときにお願いしようと目論んでいたバナ-を…

欠損の流れ【20】

2009年には完全に止まっていた欠損の流れが再び動きだそうとしています。80代を前にした身体や環境の変化は、根面う蝕に拍車をかけます。弱まることのない咬合力がつぎはぎだらけの支台歯に対して容赦してくれません。床を拡大し残…