早田歯科医院へようこそ(インプラント、審美歯科なら当院にお任せください) インプラント/審美歯科 :早田歯科医院
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2012
2011.12.29
火星人襲来

明石駅前の魚屋さん。
つってあるタコと値札のバランスが素晴らしいため、思わずシャッターを
きりました。 一ヶ月後、それが偶然の賜物であったことがわかりました・・・。


年内の診療は本日の午前中までです。年始は5日(水)から診療します。
詳しくはwebで。

      

2011.12.25
ナイトガードとマスク

冬本番。室内もだいぶ乾燥しています。

食いしばりや歯ぎしりといった無意識のうちにおこなわれる運動に
たいして対症療法的手段としてマウスピースをいれてもらっています。
夜間就寝時に装着するものはナイトガードと呼んでます。

見えない力が引き起こす様々な症状が緩和されるという手応えは
感じているのですが、どうもこの時期口腔内が乾燥してくると訴えられます。
それに対して加湿器をかけている方からマスク着用の患者さんまでご自分で
工夫し対処されているのです。ナイトガードをいれた上にマスクまで装着とは
いくら口腔内を守るためとはいえ、それで安眠できるのかと逆に心配にさえ
なります。この時期を過ぎたとしても花粉がまうと口呼吸を強いられることに
なります。その必要性を十分理解したうえでポケットにしまい込むことに
なったとしても誰が責めることができるでしょう・・・。


      

2011.12.21
顎の動きを追って〜チェックバイト編

咬み合わせを新しくつくっていく際はゴシックアーチをひとつの指標に、
では顎の動きはどうやって咬合器に再現するのでしょうか。
顎の動きはとても複雑で動いている状態を再現することは至難の業です。
しかし、左右に動かしてもらい止まっている状態をせっこうで固めて記録
することは可能です。これをチェックバイト法というのですが、なかなか
スムーズにできるようにならず、終了時はいつも患者さんはお疲れです。
より近似的な再現を試みているのですが予定の入っている朝は、親知らず
の抜歯の予約が入っているときよりも緊張して迎えます。

顎の動きを追っているわりには、わからないことも多くなかなか目の前の
霧が晴れません。セレモニーなんて言われないよう来年はいろいろと
勉強しに行く予定です。


      

2011.12.16
リニューアル悪戦苦闘④

6月に10周年迎えるにあたっていろいろと企画を練りました。
このブログのように達成したものもあれば志半ばで御蔵いりとなった
ものもあります。その中にアドレスカードや小冊子の作成がありました。
でもいつものごとく日に日にエネルギーが切れてきて・・・。そこに
載せようと思っていたマスコットキャラクターも文字通り宙に浮きました。

このキモキモいキャラクターは自分が治療を受けるなら寝ている間に
終わっていればいいなという願いをこめて考案しました。
費用がかかっていないのでそのまま抹消しても良かったのですが
せっかくなのでタウンページに載せることにしました。いつの間にか
鼻風船がフキダシに変わっています・・・

15周年の時には活躍して欲しいものです。

      

2011.12.11
トロフィー

週末は友人の新居で朝までお世話になりました。ひときわ目をひいたのが
ショウウインドウに飾られているトロフィーの数々です。
大学時代から車が趣味でこうなるんじゃないかな・・・とちらっと思っていたの
ですが、やっぱりこうなっていました。彼のレーサー?としての輝かしい歴史
がそこにはあります。

そういえばウチの家には木彫りの置物は多々あれどトロフィーなんてものは
ひとつもなかったなぁ・・・。ゴルフもやらないし、地味な診療を心掛ける自分
にはこれからもどうやらトロフィーとは縁がなさそうです。


      

2011.12.9
妊婦検診

本日は午後から休診にして宝塚の妊婦検診に出向きました。
その中に歯と歯茎のきわにくさび状の磨り減りがみられた患者さんが
3人、そのうち2人はしみるという症状があらわれていました。
特にくいしばりや歯ぎしりといった力の要素は思い当たらないとのこと。
「一人目の子を妊娠してから急にえぐれかたがひどくなってきたみたい・・・。」
その話からは妊娠中の口腔内の状態が関係ありそうです。

妊娠中のお口の中は唾液の量や性状の変化、間食の回数、つわりの影響
などから酸性の状態に傾きがちです。そのせいで、もしむき出しになっている
象牙質が軟らかくなっていれば普段のブラッシングでも充分磨り減って
いくことが考えられます。

妊娠中の間だけでも歯ブラシの毛先は柔らかめで力を入れすぎない
ようにとアドバイスをさせていただきました。当たらずとも遠からずでしょう。



      

2011.12.5
流れを読む

欠損の症例を診る上で流れを読むことが重要だときつく教えられてきました。
いまの状態が急激な流れの真っ只中なのか、それともゆるやかに流れて
いるのか、そしてその流れはどこにたどり着こうとしているのか!?
そこを把握するか否かで治療計画も次の一手も変わってきます。
それは歯周病の症例で活動性かどうかの進行度を診るときと似ています。
しかし難易度の高い症例だとその最終像をイメージすることは容易くは
ありません。そんな時、金子一芳先生の症例集とパノラマレントゲンを照合
させて流れの先読みをはかります。分類で分けるよりもはるかに実践的な
シュミレーションを行うことができるからです。

ただ帰宅してからの残業は思った以上に孤独な作業です。

      

2011.11.29
治療期間②

動きの止まらない小臼歯によって吸収した歯槽骨の再生を犬歯の
近心の歯根膜にたくして180度回転して再植しました。
動揺がなくなり機能させることが出来るまで予想以上に時間がかかり
ましたが、幸い現在は問題なく機能しています。しかし脱落の可能性も充分
考えられました。そうなった時に患者さんが歯を残す懸命な努力と捉えるか、
無駄な時間の浪費と捉えるかは、信頼関係の構築はもちろんのこと
治療期間の長さによっても変わってくると思います。
                                  
生体の反応待ちの前では、効率よく行なってきた治療も1年以上という
ふくみの部分にぶち当たります。そういった意味ではインプラントのほうが
正確な日数を提示することが出来るでしょう。
治療期間という壁を充分考慮にいれながら、それでも我々は天然歯の保存
という命題に向き合わなければなりません。


      

2011.11.28
治療期間①

どれくらいの治療期間がかかるのかは自分が患者の立場であればやはり
聞きたいところです。ある程度の治療のゴールをイメージして治療過程
を逆算して目安を提示するのですが1年以上ともなるとどう伝えれば
いいのか迷います。年配の方でなくてもそれを聞いただけで疲れてしまう
と思うのです。

83才の女性の患者さん。左下の犬歯が歯根破折をおこし、前歯にも
その危険が迫ろうとしておりました。状態は厳しく最後の砦を守るには
再植による外科的挺出を施行するしかありませんでした。ただ補綴に
いたったのは予定を大幅に超えた半年以上たってからでした。


      

2011.11.18
アメリカ村ツアー④

心斎橋OPAとMacストアとの間でひっそりと営まれている清水湯・・・。
締めはここのお湯につかって疲れた心と体を癒します。
入浴料は410円、飛び込みで行っても50円でタオルも貸してくれます。
Xmasの街の喧騒のど真ん中で湯船の中でひとり物思いにふけってみる
のもいいものです。お風呂あがりの夜空に♪ ポカポカした体でぜひ御堂筋を
闊歩してみてください。。。

いかがでしたか!?今回のツア-。大阪ガイドマップとは違った角度から
の情報をお届けしようと思ったのですが、終盤あまりのチープさにせつなく
なってきました。


      

2011.11.16
アメリカ村ツアー③

「グランカフェ」、「サンホール」、「アダモ」。夜遊びのデルタゾーンは
目まぐるしく移り変わる街並みの中でいまなお健在でした。
共通点は価格が3店ともお手頃なのです。イケイケ、派手、ゴージャス、
大阪の独特のカラーを全面に出していたお店はもうありませんでした。
これから暗くなってくると通行人から街の雰囲気までガラッと変わって
いきます。その名の通り多国籍な村になっていくわけです。

      

2011.11.15
アメリカ村ツアー②

お腹がすいたら直行するのがココ。知る人ぞ知る洋食屋ニューライト。
このご時世に、とんかつ+ライス+ラーメンが670円。これがめちゃうまい!
高うてうまいは当たり前。安うてうまくないとあかんねん!!
そういうとこなんです、大阪ミナミは。だから外観なんて気にしたら負け。

もし初デートで彼女をここに連れてきて、嫌な顔ひとつされずお店に入る
ことができたなら、その後の恋愛はあなたのお金目当てでない純真なもの
であるとお約束します。

      

2011.11.13
アメリカ村ツアー①

ブログを面白くないって言われても・・・。
いまさら趣味として腹話術をならいにいくわけにもいかないし、アメリカツアー
に出かける余裕も時間もないし・・・。 
というわけでミナミのアメリカ村を無理やり散策することにしました。
以前この近くで勤務していたため土地勘はあります。
まずは二つの対称的な公園へ。三角公園は若者のカルチャーの発信基地。
行き交う人たちを見ているだけで楽しいです。缶ビール片手に甲賀流の
たこ焼きをほうばれば風景に溶け込むことは可能です。ハトもよってきます。

そこから目と鼻の先に木々に囲まれた堀江公園があります。
子供をあやすママ達や近くの幼稚園の園児が遊びに来ていたりで、
のんびりした空気が流れ、学校をさぼっている感が妙に心地いいです。
缶ビール片手にからあげくんをほうばれば風景に溶け込むことは可能です。
ハトもよってきます。

なんてことないことですが、共に私にとっては贅沢な時間の過ごし方です。

      

2011.11.10
青いリンゴ

昨日の名古屋での症例検討会は自分が発表の順番でした。
対顎の残存歯の配置から引き起こされる義歯の動態について述べたの
ですが、症例の診かたとして修正するポイントが多々ありました。
ある先生からは「これからが問題のケースだね。」とも指摘されました。

いまこの時点、このタイミングでここまでのことが言えるのか!?とか
もう少しおいとけば説得力が増してくるのでは!?とか発表前はいろいろと
思い悩みます。何故なら立ち上げた推論に対する答えに一番近いのは
その症例の経過でしかないからです。比較対照としたケースまで経過が3年
ぐらいしかないとその思いはより一層強くなります。
まだ熟れていない青いリンゴを食卓に出すような気持ちになるのです。

歳はとりたくないけど、経過が早くみたい・・・。症例発表はそんな矛盾した
思惑といつも背中合せです。

      

2011.11.2
まとめ

昨日の症例検討会。。。
当院のエースのラストプレゼンでした。3人の患者さんとのやりとり
の情景が浮かんでくるような展開から始まり、3者3様のエピソードがまとめ
によって1本の線でつながっていく流れは見事でした。リコールに応じてくれ
る患者さんとそうでない場合の原因についても鋭くついていました。
衛生士という仕事の奥行きの深さが集約されたまとめになっていたと
思います。

治りたいという思いで目の前の患者さんがこちらを見ている。そのことの重み
を改めて考えさせられるいい機会となりました。


      


2011.10.29
閑話

 A田「ブログを始めて半年。とばしているけどネタのほうは大丈夫!?」
 B田「マラソンでスタ-トと同時に全速力で走る奴がいるけどあれだね。
    中間地点にはもういないんじゃない。」
 A田「あまりおもしろくないって評判だけど・・・」
 B田「内容が歯科にかたより過ぎている感があるネ。専門用語の連発じゃ
    読者は入り込めない」
 C田「・・・・・。」
 A田「要は誰に向かって発信しているかだね。明らかに集患目的の内容
    じゃない。」
 B田「面識のない同業者の方に応援メ-ルを頂いて気をよくしちゃった
    んだよね。でも厳しい目にさらされていることを忘れないようにしな
    きゃ。。。」
 A田「製作サイドより、もっと旅行、グルメ、レジャ-的要素を盛り込むように
    と注意されたそうじゃない。院長の人となりが見えるどころか逆に
    人間的な幅の狭さが浮き彫りにされてるよ。」
 B田「これからは無理やり外食し、無理やりイベントに参加し、無理やり
    趣味をもって、去っていった読者を無理やり連れ戻す予定です。」
 C田「・・・。」


      

2011.10.23
漂流を止めたのは④
設計は金属床とほぼ同じですが動きを止めるために口蓋の面積を
増やしました。粘膜負担が追加されることによって義歯が安定し
揺さぶられることのなくなった犬歯が、わずかな咬合調整で息を
吹き返しました。また左右でバランスよく咬めるようになったことによって
右下粘膜の義歯による傷もなくなっていきました。

今後は顎堤吸収沈下による支台歯周辺の組織の変化を追って
いくことになるでしょう。高齢といえども強固に固定された下顎の
残存歯には注意が必要です。とはいえ術後対応においても金属床より
レジン床の方が分がありそうです。

患者さんの口蓋の床に対する注文は今となってはどうでもいいものと
なっています。以前受け入れられなかった義歯の形態でも一度自院で
製作してみる必要性について考えるようになりました。


      

2011.10.21
漂流を止めたのは③
ところが勝負を決めたのはその仮義歯でした。
両側の犬歯が支持、把持、維持の力を発揮しだすと、途端に義歯が
安定しはじめました。審美的にどうなの?というのは術者の勝手な思いで
患者さんは気にされていません。
点検も2年目をむかえようとしていますが、猛威をふるった下顎前歯も
陰をひそめ、それに呼応するように「あくまで仮義歯。」といった術者の
意向もト-ンダウンしています。「おかきも食べていますよ。」のほめ言葉
に悪い気はしません。

これまでの長い苦闘はなんだったのか!?そこには仮義歯と以前に
製作された義歯との決定的な違いがありました。


      

2011.10.19
漂流を止めたのは②
レントゲンでみると右上3番の支持組織が弱体化しているものの
4本の犬歯は健在。両側の小臼歯の咬合支持もあり残存歯の配置も
それほど悪くない。それなのに犬歯の支台装置が効いていないため左下の
臼歯部が加圧し義歯が沈下すれば咬めないのもうなずけます。

動かない義歯をつくるために強固な支台装置をもったサポ-ト重視の
リジットな設計を考えました。健全歯もあるためどこまで支台歯として
とり込むか、まずは仮義歯をつくって情報収集です。

      

2011.10.17
漂流を止めたのは①
88歳。高齢の女性の患者さん。娘さんと共にたくさんの義歯を
ビニ-ル袋につめ当院に来院されました。これまで作ってきた義歯では
どうしても咬めない、なんとかして欲しいという切なる思いは深刻です。

義歯が動くため臼歯部の咬合支持がとれないことで、強固な下顎前歯
に突き上げられ、口蓋部にそろって破折のあとがみられます。
動揺のある犬歯に遠慮したワイヤ-クラスプの破折のあとも同じです。

長年食べるということに苦闘してきたうえで当院に辿り着いたとなると
何とかここで止めてあげたいという気持ちと、難症例を予感させる
不安な気持ちの中で治療がはじまっていきました。

      

2011.10.11
先輩
この連休は,東京の京王プラザで金子一芳先生を中心とした合同勉強会
「もくあみ会」が開催され参加してきました。
年1回だけ開かれるこの会でスタディグル-プの垣根をこえてお世話になった
先輩達にお会いすることができます。
ある年の勉強合宿で苦境にたたされた時、私のために怒られ、なじられ、
なぐさめてくれ、はげましてくれた先生方です。それから私が成長したか
どうかは別として、支えてもらった先生方と会えるこの会は大変貴重です。
お手本である先輩達をより身近に感じられるこの環境はありがたいと、結局
最後は金子先生に感謝して帰路につきます。

      

2011.10.5
知覚過敏後の説明
ブラッシング指導に力を入れている当院にとって、知覚過敏は避けては
通れない問題です。歯肉が引き締まってくるのはブラッシング上達の
バロメ-タ-です。そかわり歯の根っこが露出して象牙質という生きた
組織がむきだしになってしまいます。そこに外からの刺激が加わるとしみる
といった症状がでるわけです。
不幸にも知覚過敏が発症した場合、そのメカニズムを
説明する必要があります。そのうえで段階によって治療の方法が変わって
くることもお話しします。第一選択は象牙質の表面にある刺激の伝導路を
抑制剤でふさぎ、痛みをひきおこす刺激を遮断します。

ところが抑制剤の効用も患者さんの原因、程度の違いによってムラが
あります。種類によって作用機序が異なるため総動員で火消しに
あたります。その際、知覚過敏抑制ハミガキ粉との併用をすすめること
もあります。

      

2011.10.2
説明後の知覚過敏
知覚過敏という言葉をよくCMで耳にするようになりました。
患者さんの間でも現代病のひとつとして認識されつつあります。

歯周病も現代の慢性疾患。その治療の一つとして歯周ポケットを外科的切除
する方法があります。歯肉が引き締まるのはいいのですが歯の根っこが露出
してくるため知覚過敏を誘発してしまう可能性も否定できません。
もちろんそのリスクは前もって説明してあるのですが、いざそうなった場合
患者さんは新たな問題を抱えることになります。その程度によっては
歯周病治療という大義名分も揺らいでしまいます。
それどころか、しみてしまうために普段のブラッシングでさえ億劫になる
ようでは本末転倒ということにもなるでしょう。
知覚過敏抑制剤にこれっといった決定打がないのも問題を深刻化して
います。そうかといって全周削ってかぶせる技はもっていないし・・・。

知覚過敏・・・歯周病治療だけに焦点をしぼらせない、目に見えない扱い
にくい難敵です。

      


2011.9.29
おひさま

今週末でおひさまが最終回。

龍馬伝が終わった後の心の空洞をやっと埋めてくれたおひさま。

朝いちから涙を流してそれから診療・・・。

これほど泣かされるのは「フランダースの犬」以来。

この人が出ない限り、そんなこともこの先ないだろう。

ありがとう。

高良健吾。


      


2011.9.25
側方面観
口腔内写真は側方面観が難しいというのが、当院の衛生士の間での
共通意見です。咬合面観、正面観はそれほど時間もかけずに痛みも
与えずに撮れるようになりました。
しかし、側方面観は頬粘膜をひっぱりながら鏡をいれるので片手にカメラを
持ちながらだと結構力のいる作業です。そのうえ患者さんの痛そうな顔が
視野に入ってこようものなら、平常心でシャッターを押すことなど無理難題
です。
ビルの壁面に映る景色のように唾液もなく、息で曇らず、被写体が動かず、
痛いと言わなければ私もひとりで撮るでしょう。。。

      


2011.9.23
一人で撮れ!口腔内写真
口腔内写真の重要性はスタッフに浸透しています。しかし衛生士が
担当の患者さんを撮る場合、人数に余裕がないため一人で行うことが
多いの現実です。
そんな中、私が撮る場合は・・・
別の場所で何か他の用事をしていたとしても、「ちょっとちょっと、こっち
来て!」と呼びつけられ3人がかりで撮ることもしばしば。二度と戻らない
一瞬を被写体としておさめる時は緊張のせいかわがままな自分がそこに
います。人使いの荒い院長にカメラで悪戦苦闘の衛生士たちの心の中が
表題のような状態でないことを祈るばかりです。


      


2011.9.16
居心地のいい場所
先日の下地先生のお話の中でご自分が所属しているスタディグル-プ
のことを居心地のいい場所と表現されていたことがとても印象的でした。

名古屋のスタディグル-プに参加させてもらってから5年・・・
紆余曲折はありましたが今まで続けてこられたのは、気持ちのいい連中
とのひとときが自分にとって居心地のいい空間であったことに改めて気づき
ました。
右下のコンビニの駐車場は、2次会が終わってお店がすべて閉まった後の
語りべの場です。ここで半田市の村井裕介先生と臨床の話?に夢中に
なっていると空が明るくなっていったことがあります。
この年齢でコンビニ前でオ-ルするとは・・・
宿泊先のホテルの滞在時間はおよそ1時間です・・・

      


2011.9.11
豚まん計画
東京から下地勲先生が講演のために神戸に来られ、ランチをご一緒させて
頂くことになりました。迷わず中華街へ行ったのですが、ねらっていたお店は
日曜日ということもあり、すでに行列ができていました。
是非ともここの豚まんを食べて頂きたかったのですが、講演が一時間後に
せまっていたため並ぶわけにもいかず泣くなく断念。
それでもせっかくなので講演の休憩時間にでも買いにいこうとひそかに
考えていましたが、休憩時間は5分ちょっとで泣くなく断念。
純粋な観光であれば・・・と下地先生の意志に関係なく勝手に悔みながらの
お別れとなりました。

講演のほうは、安易な抜歯は認めない!(裏テ-マ)がまじめで勉強熱心
な先生方の心に充分届く素晴らしいものでした。


      


2011.9.4
膜の露出②
・出来るだけ長く設置できるようにプラ-クコントロ-ルの徹底。
・露出部分の綿球によるプラ-クの機械的除去。
・裂開の大きさは気にしない。(軟組織を除去して結合組織の移植をするため)
・排膿が止まらなかったり、炎症の有無によっては投薬した後に除去するか
 どうかを決める。
 これが私が経験から得たリカバリ-の方法です。
 このノウハウが生かせるような材料を本気で探さなければなりません。

      


2011.9.4
膜の露出①
前歯のインプラントを計画したのですが、骨の幅が足りないとわかった
ため埋入と同時に骨造成を施しました。自家骨と同時に非吸収性の
メンブレン(膜)を設置したのですが仮義歯の床縁に圧迫され、インプラント
周囲の歯肉が裂開。メンブレンが露出していきました。

      


2011.9.3
マストアイテム
骨を造る時に使う人工の膜ゴアテックスのメンブレンの販売が来年3月で
終了します。実習時にインストラクタ-の先生からスジがいいね~と言われた
ことを真に受けちゃって臨床に頻繁に取り入れるようになりました。
講習会から13年、酸いも甘いも経験し、やっと最近思ったような結果をねらえ
るようになりました。生体由来の材料には消極的なことと、造られた骨を
レントゲンでなくこの目で確かめたいという気持ちから、いつしか自分の臨床
にかかせないものとなっていました。
骨をつくる=自家骨+非吸収性メンブレンの図式は崩せないため、現在
これに代わる材料を探していますが、どうして製造中止!?の気持ちが
強くなるばかりです。

      


2011.8.24
時間の国のアリス
当院にはたくさんの時計があります。昔から時計には何故か惹かれます。
後先考えずにかわいいので購入したものの、院内はシンプルモダンで!!!
なんて自分で掲げちゃったものだから、別のロッカ-の扉の裏に・・・。
出番を失いくすぶっています。院内のイメ-ジが女性の患者さんが多く、
キラキラ☆メルヘンチックな不思議の国のアリス風になるまでもうしばらく
辛抱してくれます・・・??

      


2011.8.20
マグネット
マグネットといっても入れ歯に使うものではありません。昔から磁石に何故か
惹かれます。後先考えずに購入したものの、院内はシンプルモダンで!なん
て自分で掲げちゃったものだから、この子達はロッカ-の扉の裏に・・・。出番
を失いくすぶっています。
医院のイメ-ジが子供が走り回り、ワイワイごちゃごちゃ楽しい町の玩具屋
風に変わるまでもうしばらくここで辛抱してくれる!?

      


2011.8.15
人☆物探訪⑤ <特別編>
ずっと経過がよかった口腔内にトラブルが発生したり、手は尽くしているのに
痛みがとれなかったりと臨床はそんな毎日の繰り返し。そういう時、自分に
とってのパワ-スポットがここです。金子一芳先生の膨大な臨床記録の一部
をスライドのままわけて頂きました。その中にはいろいろと問題にぶつかって
いるものもあり、リアルな臨床が緊張感とともに伝わってきます。凄い先生
でも思い悩み、そして今なお第一線で戦い続けているとなると、このコ-ナ-
にいるだけで無言の叱咤激励をうけることになります。
直接怒られると2,3日体調がおかしくなる私にとっては、丁度いい刺激と
なっています。

      


2011.8.11
人☆物探訪⑤ <特別編>
人との出会いは突然です。この方と出会って歯科人生の第2章が始まりまし
た。東京駅のすぐ前でご開業されている金子一芳先生。誰もが認める臨床家
のパイオニアです。その人間的な魅力にノックアウトされてから歯科とは関係
なくまわりをウロウロしたいのですが、写真、旅行、ヨットと趣味が何ひとつか
すりません。唯一お話してもらえるのが皮肉なことに臨床だけなのです。
このいつ切れてもおかしくない弱弱しい赤い糸を( これがよく切れる )何とか
つないでいくためには、日々の臨床を真摯な気持ちで必死にやっていくしかありません。
こんなことを書くと「そんなことあたりまえだろ!!」とまた怒られそうですが・・・。

      


2011.8.6
あげるか?けずるか?③
咬合が低下し前歯のつきあげにより連結冠が何回つけても脱離するのでなんとかしてほしいと来院されました。
歴史を紐とくと強い力によるトラブル、及びパラファンクションまであり
咬み合わせを垂直的にあげることは危険と判断。歯冠長確保のために歯槽骨をけずりました。
正面観で犬歯の部分をみれば挙上されていないことがわかります。
しかし、力は行き場をさがしており硬質レジンの前装面にひびがはいるなど安心はできません。
あげるか?けずるか?の是非はこれからの経過が教えてくれることになるでしょう。

      


2011.8.6
あげるか?けずるか?②
ふらふらになった犬歯がバネがかかりながらも何とか残っていたので咬合力
は落ちている。つまり力はそんなに強くないと判断し咬合を垂直的に上げまし
た。今では2次固定の効果により前歯の動揺はおさまり入れ歯をささえるまでになっています。
しかし本来の咬合力が上がってきて入れ歯による圧痕がめだってきており
力が弱いとはいえ挙上によるトラブルを注意深く見ていく必要があります。

      


2011.8.6
あげるか?けずるか?①
咬合支持を失い、上の前歯が下の前歯につきあげられています。
つまり家の柱が失われ、玄関だけが残っているような状態です。
入れ歯は!?バネのかけている前歯が動くと入れ歯も動くのでほとんど
いれていないそう・・・。
前歯はすべて動揺度が2以上。総入れ歯にしてください!と患者さんに
頼まれました。

      


2011.8.1
歯医者を診る
同業者を治療する時は詳しい説明は不要などいろいろとやり易い部分があり
ます。その反面、心の中はというと・・・。
「痛い!もう少しやさしくお願いしたいんですけど。。。」
「削りすぎないように知覚を残したまま神経近くを削っているのだから
仕方ないでしょう!?わかるだろう?」
「それだったら低速でもっとソフトタッチで削って欲しいものだわ。
私だったらもう少しうまくできるわ。」
「馬鹿言ってんじゃないよ!」
「馬鹿いってんじゃないわ!!」
「3年目の浮気♪」が流れてきそうです。


      


2011.7.21
演題
定期的に院内勉強会を開いています。その時に発表されたケ-スプレゼンテ-ションの表紙です。
全て同じ衛生士のものです。自分はこの演題から気持ちが入ります。というのはこの段階で中身がみたいかどうかわかれてくるのです。
何がいいたいのか!?できればまとめの段階でこの演題をいれて表現してほしいと思っています。
本を買うにもカバ-から興味をそそられ、CDもジャケ買いという私ならではのことかもしれません。


      

2011.7.20
TBI②
新旧あわせた6人の衛生士記録をならべてみました。手前みそですが
本当によく自分たちで工夫して患者さんと接しており、教え方にもその
衛生士の個性があらわれています。
カリエス、ペリオタイプ、患者さんの環境、キャラクタ-にいたるまでの個別対応はまさに真剣勝負です。
TBIを終了した方がその後も変わらず定期健診に応じてくれるのはその真剣さが少しでも伝わった結果だろうと理解しています。

      


2011.7.18
TBI①
TBIとはブラッシング指導のことです。当院では担当制で3人の衛生士が
染め出しをしてプラ-クスコアにこだわった指導をしています。そのことが
時には良くも悪くも患者さんのプレッシャ-になり途中で来られなくなる方も
いらっしゃいます。しかし中島 康先生に教わった出来るだけ口腔内の細菌
を減らした状態にもっていく事の大切さと、動揺度2以上であっても保存できる
可能性を見出すためにはどうしても磨けていないという事実をお知らせする
必要があるのです。ブラッシングに対しては予防効果だけでなく治療効果も期待しています。


      


2011.7.13
過剰歯への対応
「先生、変な所から歯が生えてきました~!?」 定期的にフッ素を塗ってい
るお子さんのお母さんがとびこんで来られました。「落ち着いて!お母さん。」
となだめている私の心は落ち着いていたかどうか・・・。
レジン接着法の時にも書きましたが、この時期の歯並びの誘導はタイミング
が大事です。しかしこの場合は我慢して経過を追っていくことにしました。
すると最後に少しだけ背中を押しましたが、ほぼ自力で自然な位置に
おさまってくれました。まだねじれているところもあり予断はゆるしませんが
手を加えないこともひとつの選択肢だということを勉強させてもらいました。

      


2011.7.4
人☆物探訪④
敵役、救歯塾の松島良次先生。救歯セミナ-時代から発表の際には
必ずかみついて(ご教示!?)くださいます。今年の発表でも心の準備は
しておりましたが、どうやらほんの少しだけ認めていただけたようです。
かみつく方もかみつかれる方も何くそ!という気持ちがモチベ-ションアップ
の特効薬というのは充分承知の間柄。。。東京都の保険医協会会長という
裏の顔もお持ちのようで、気にかけてもらっているうちが花だと思っています。


      


2011.7.3
人☆物探訪③
週末は臨床歯科を語る会で下地 勲先生にお会いしました。
いつも相談にのってくれて臨床の話をするのが大好きな先生です。
今回の会場も充分通える距離なのに夜遅くまで臨床を語りたいのよ
と宿泊されました。自分が同じぐらいの年齢になった時、そんなセリフが
口からでればこんなに幸せなことはないと思います。
今回もインプラント、歯根膜と大活躍の二日間でしたが、すべてはこの手から生まれてくるお話なのです。


      


2011.6.25
顎の動きを追って~仮義歯編
義歯が合わなくなったり残存歯が少なくなったりで、噛めない患者さん。
顎の動きをスム-ズにするにはしっかり咬合支持とガイドを与えた仮義歯
を一定期間いれる必要があります。
しかし「少し疲れてきたのでそろそろ終わりにしてもらえませんか?」
と訴えられました。こちらもゆずれません。この患者さんの場合
咬み合わせを垂直的にあげているため、顎関節症状の確認と支台歯の
負担能力を見極める必要があるからです。
そのかわり仮義歯のアウトラインはできるだけ踏襲しなくてはなりません。
半年間煮詰めた情報を本義歯に反映させなくては「半年間何のために
通院したの!?」と言われてしまうでしょう。
咬み合わせを新しく構築する時は石橋をたたいてさらにたたいて
渡るくらいが丁度いいと思っています。





      


2011.6.20
顎の動きを追って~ゴシックア-チ編
残っている歯の数が少なくなって咬み合わせを最初から構築していく場合は
指標となるものが必要となってきます。
それが顎の動きを描記させたゴシックア-チとよばれるものです。
基本となる動きはあるのですが下の3人の患者さん
のように個人によってばらつきがあります。
しかし共通していえることは始めはぎこちなかった顎の動きが
仮義歯を一定の期間いれることによってはっきりとしたラインを描きだし
ひとつの形におさまろうとすることです。また②のようにいったん落ち着いた形
が咬み癖によって変化しだすこともあります。
最終的な顎の位置を決める為、また経過を追って咬み合わせの変化に対応する為といったその必要性をお話しても
「それって何回、描かせるの?」「今までの歯科医院でそんなことしたことないよ・・・」とあまりいい顔されません。
どうやら手際の良さより説明の仕方のスキルを上げるほうが先のようです。



      


2011.6.18
歯科界の流れ
ある大型書店の歯科関係の棚。よくいわれているのが、目線の位置、
すぐ手の届く所にあるのが売れ筋の本です。インプラント関連の本が陣取っています。
自然に上から眺めて行くと欠損補綴→インプラント→ペリオ(歯周病)という配置になっています。
しかし実際の流れはペリオ→欠損補綴→インプラントのはずです。
ペリオ関連の本は足元にならべられ立ち読みしている人がいると
手に取ることすら出来ません。
ゆりもどしがきているとはいえ、こんな所にでさえ現在の歯科界の実状が読み取れます。
整理された本屋さんの店員もまさかここまで深読みされるとは思ってもいなかったでしょう。
というか、この写真を撮っている時点で気持ち悪がられていました。
      


2011.6.12
ぶらり~天六②
銀ぶらとは銀座を意味なくぶらぶらとすること。天ぶらとは!?
昼と夜の顔がまったく違うこの町。深夜1時を過ぎてもぞろぞろと人が
集まってきます。その中には低学年の小学生も路地で遊んでいます。
なんだ?祭りか?お寿司からイタリアンまでお店がひしめきあいディ-プ
な大阪が繰り広げられます。味は天六にあり。ここの住人の友人と
あてもなく天ぶらすることが数年前からの何よりのストレス解消です。

      


2011.6.12
ぶらり~天六①
何かと話題の大阪ステ-ションシティ。
そこからほんのひと駅いったところに天神橋筋六丁目があります。
対照的な空気感、この下町にひきつけられるものは何なのでしょうか。





2011.6.11
スタディグル-プ
スタディグル-プの活動は部活に似ています。時間と労力をかけた症例発表
は聞き手も話し手も緊張感が必要です。真剣にやるからこそ成長があります。
なあなあでアットホ-ムな雰囲気の中で強いチ-ムはできません。いったん
グランドに立てばそこには先輩後輩はなく気を使いながら試合を組みたてる
ことは無理でしょう。また他のチ-ムと試合をすることは考え方の違う戦術、
戦略にふれ何か得るものがあります。強いキャプテンシ-をもったリ-ダ-も
必要でしょうし、魅力のあるチ-ムでなければ部員も減るでしょう。
しかし、部活と違う大きな点は症例発表全国大会優勝が目標ではなく、
議論したことが如何に明日からの臨床に役立つ情報かどうかにに価値をみ
い出しているという点です。派手な症例でなくても患者さんにフィ-ドバック
できる濃い 議論ができれば診療休んで参加した甲斐があるというものです。

      


2011.6.5
人☆物探訪②
土曜日は中島康先生の主催する勉強会に参加してきました。
今やインプラントの講演依頼で全国を飛び回っている中島先生ですが、
その昔ホ-プレスの天然歯を何とか残そうと汗をかいている場面を何度も
目の当たりにしてきました。またハンドスケ-ラ-の切れ味に対するこだわり
やPCRの値が一定以上きらないと外科処置に移らないシステムなど当院も
まねをさしてもらい現在も定着しています。
インプラントの相談をすると5倍くらいの情報量で懇切丁寧に答えてくれる
中島先生。。。勉強すればするほど背中が遠くに見える存在です。

      


2011.6.1
骨の変化を追って~Ⅹ線の規格性
4月の分岐部病変の記事のレントゲン、規格性に乏しいのでは!?

おっしゃる通りで、確かに歯槽骨の変化を追うにはⅩ線の規格性が
問われます。骨の増減を見ていくには一定の方向、角度から撮ったレントゲン
でしか語れません。つまりそうでなければ骨の量はいかようにも見ることが
できるわけです。下の写真では骨吸収してある部分が歯石をとることによって
復活し最後に「パンの耳」といわれる白線様の骨の像がでたことで安定した
ことを示しています。
骨の変化を語ったレントゲンを(語ってないんですけど)、世間様にお出しする
には見る人が見ても納得できるように充分査読してもらったうえで出したほう
がいいということが勉強になりました。(しないけどね)

      


2011.6.1
リニュ-アル悪戦苦闘③
今日で10周年~               患者さんはひとりも来ない・・・

ヨカッタ・・・ 休診日で・・・。       これからもよろしくお願いします。


2011.5.22
最適なインプラントの本数
強い力によって歯が失われていく口腔内では咬合支持を確立してその
流れを止めないといけません。日ごろ出来るだけ少ない本数での対応を
心がけているので、こういったケ-スは極めてまれです。このたび左下の
天然歯の歯根破折が濃厚となりました。ファイナルから11年。右下のかぶせ
には次々と問題が起こり作り直しもしてきましたが、左下の根尖の病変が
8年間小康状態にあったことはそれなりに意義があったと思います。
「じゃあ何かい!?この先失った箇所に1本ずつインプラントを埋入していく
つもりかい(誰の声??)」
という質問には口ごもってしまいます。
責任は負うといっても毎年必ず検診に来られるこの患者さんでさえ、
これからずっと経過を追えるかわからないのです。誰が引き継いでも術後
対応に悩まない処置であるかどうかが問われているのです。



2011.5.19
リニュ-アル悪戦苦闘②
工事中。無言で集中。

いつ頃、お茶菓子をだせばいいですかね・・・!?






2011.5.15
人☆物探訪①
今までと同じようなギャグをいっても頭にオヤジという文字がつくような年
になりました。せめて女子スタッフには嫌がられないようにしないと・・・
10年来の友人橋本氏は現役のよしもとの放送作家で、日夜笑いという
リングで格闘しています。橋本氏としゃべることは、自分のしょ-もない部分が
明白にされ、ダメだしはありませんが、シビアな判定が態度によってくだされます。
これからもガラスのハ-トが傷つかない程度の厳しさで接して欲しいものです。



2011.5.11
最後の一本となった歯に対する思い
「ぐらぐらして痛いからもう抜いちゃって、新しい入れ歯をつくってください。」
当時63歳の男性がそういって来院されました。あわない入れ歯にゆさぶられ
立っているのもやっとな歯を残し、新しい入れ歯を作ってしばらく様子をみても
らうことにしました。そして現在。。。患者さんが私をみての第一声は「大丈夫
でっか!?まだいけそうですか???」
ついに7年目に突入しました。特別なことは何もしていませんが
秘密は簡単、6年間続いている毎月変わらないメンテナンスです。
大変そうですが、それで歯が残るならと患者さんは充分満足されています。
時が経つにつれて愛着がでるのは自然な事で歯に対する患者さんの思いも
変化していきます。その思いの変化を目の当たりにした時、我々歯医者は
やりがいを感じることができるのです。

 


2011.5.4
2004年GC東京講演会
歯科の世界は生涯研鑽です。よって講演会やセミナ-にはよく参加しますが
何やねん、それ?とぶつぶつ言いながら帰っていることも少なくありません。
2004年に開かれたこの講演会は後から参加していなくて大変悔みました。
金子一芳先生をはじめ、下地、永田、千葉先生といった移植、補綴、歯周病
のエキスパ-トの先生方による共演は通して聴くと様々な知識の点が線で結
ばれ、何よりその時その会場でしかあじわえないライブ感のようなものが、
自分を高揚させてくれていたに違いないのです。
 
私のような平民でもすばらしい講演会の後にはめらめらと闘志が湧いてくる
ものなのです。
2011.5.1
カ-ズⅡ
車に顔があってベラベラしゃべるなんて・・・ありえない。
 
だから見ないなんて・・・ありえない。待ち遠しい7月30日。
2011.4.27
レジン接着法
神奈川県の須貝先生が考案した治療法で乳歯の歯並びの悪い流れを
補正するのに非常に有効です。タイミングを逃さないことと経過をまめに
追っていくことが重要となってきますが、術式はシンプルで何より子供達
が嫌がりません。反対咬合になりそうなケ-スなど適応は限られていますが
救えそうな場合は積極的に行っています。おかあさん達から感謝される時は
心の中で須貝先生に感謝しています。
 

2011.4.25
現在できる本当に小さなこと
ミナミにある東北物産館で購入
 
これなら続けられる・・・おいしいし。形はどうあれ細く長くが信条です。
2011.4.22
手元を離れたふたつの根分岐部病変
この4月に二人の患者さんが他県へ引っ越されました。
お二人とも歯の根っこの間に病気を持っていて外科的治療を施し様子を
みていました。現在症状は安定しており、できればこのまま定期的に
経過をおっていきたかったのですが・・・。長期の経過というのは
人間関係もさることながら、患者さんをとりまく環境も安定していないと
追っていけません。それだけにむずかしいのですが、やりがいもあり我々の
不変の目標でもあるのです。

 

2011.4.17
ディテ-ル
細部にまでこだわったつくり 完成度の高い作品にはうならせるものが
あります。少しニュアンスが違うかもしれませんが、我々も入れ歯やかぶせ
ものを作る側として見た目だけでなく機能にもこだわりたいと技工サイドと
話しています。見た目をおっかけすぎて、後々問題を抱えるようでは
本末転倒、患者さんを置き去りにした自己満足は避けなければなりません。

 

2011.4.15
インプラントは一生もの!?
ウエブで多くの情報が手に入るはずなのに、この質問は全く減りません。
インプラントは永久に不滅なのでしょうか・・・。
高額な費用がかかるためお気持ちはわかりますが、天然の歯に比べて歯茎
の付着がないため感染しやすく、より慎重に経過をみていかなくてはいけません。
むしろ埋入してからが勝負。一生持つかどうかなんて誰にもわからず、
わかっていることと言えば地道な経過観察ともたせるための努力が必要
ということだけなのです。

 

2011.4.13
リニュ-アル悪戦苦闘①
新しい看板。スタッフの中には気づかない娘も・・・ 

 

 
開業当初に自分で書いた看板です。傷も汚れも10年分。
もうすぐお別れですが、フリ-ハンドの雰囲気は残すことになりました。

2011.4.3
初心?表明
10周年にむけての目玉のひとつとしてHPのリニュ-アルを考えました。
院長のひとりごともヴァ-ジョンアップしますが、荷が重いです...。
三日坊主という題名は先を見越してつけています。
時間に余裕のあるときに更新しているかのぞいてみてください。
 

2011.03.15
 
支えてくださった皆様に深く感謝します。

 

インプラント/審美歯科 :早田歯科医院
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