早田歯科医院へようこそ(インプラント、審美歯科なら当院にお任せください) インプラント/審美歯科 :早田歯科医院
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2012.10.24
田園カフェ⑤

 以前ある先生が日が沈む寸前の明るさが気にいっていると言われて
 いました。ほんの数分ですが本当に刹那的であり時が止まってくれたら
 なんて考えてしまいます。
 その神秘的なパノラマは自然が作り出す澄みきった空気の演出に
 ほかなりません。
 そして静かにわらぶき屋根に灯りがともります。
                       



      

2012.10.24
田園カフェ④

 >これは何ですか!?

 >これは丹波黒大豆の枝豆だね。ここの地形と気候からしかできない
  特産品だよ。

 >黒いというのは乾燥もしていないのに皮をむくと中のマメがすでに
  黒いということですよね。

 >あたりまえだね・・・。

                       



      

2012.10.16
田園カフェ③

 >キュウイがたくさんなってますね♪

 >キュウイでなくてキウイだね。つくるのは簡単だよ!
  むずかしいのは収穫時期。これはもう少し待ったほうがいいね。

 >栗なら収穫時期はひと目でわかりますよね。

 >あたりまえだね・・・。 

                       



      

2012.10.13
田園カフェ②

 ☆少しの車での移動で明らかに空気の酸素の量が違ってきます。  
  日頃のストレスから癒しをもとめられる方には是非オススメです。

  虫の鳴き声や鳥のさえずりなどの自然のBGMは録音して、
  通勤電車の中で聞いてやろうかと思うほどです。

  調味料を使わない秋の味覚のオンパレ-ドはその空間と連動し
  季節を思いっきり堪能できます。

  今度は会社の同僚と大勢で来る計画をひそかにたてています!

                            (宝塚市 男性 H・T)



      

2012.10.13
田園カフェ①
 
 ☆雰囲気5.0         ☆景色5.0
 ☆サ-ビス4.0        ☆空気5.0
 ☆CP4.0           ☆自然のBGM5.0

 お客様の混み具合によってはお声をかけさせてもらうことがあります。
 皆さまが気持ちのよい時間が過ごせるようより一層の努力をして
 参ります。
  



      

2012.9.26
取捨選択
 
 情報が氾濫する中、では何を基準に臨床に取り入れていくのか・・・
 自分の場合は経過がしめされているかどうかが重要なポイントです。
 それは長ければ長いほどいい。。。トラブルなんかを提示されていれば
 なお有難いのです。

 長期経過症例をお願いします!といわれても、すぐに出来るものでは
 ありません。その中で経過良好なものとなると、さらに難しくなるでしょう。
 そんなフィルタ-を通して見ると情報はおのずと少なくなっていきます。
 (自分の場合は・・・)
 
 最終補綴時の正面観の写真とレントゲンだけでは鑑賞のイキを
 出ません。美術作品をみているようなものです。(自分の場合は・・・)




      

2012.9.18
時間軸
 
 経過観察をしていくうえで定期的に時間軸で輪切りにすると口腔内の
 歯肉や骨の変化、補綴物の変化など様々なものが見えてきます。

 歯科雑誌も10年以上経つと先頭を走っている先生方の論じていることにも
 微妙なニュアンスの変化がみられます。
 たとえばそれは新製品の経過があらわれ始めたり、流行りが去ったり、
 いちばん影響が大きいのがマスコミや世論の動向でしょう。
 
 月ごとに情報が氾濫する中、自分のめざす臨床というものを頭の中に
 ある程度確立しておく必要性を感じています。

 リ-ダ-がブレたら、背中を追っている歯科医も当然ブレていくでしょうが
 患者さんは軌道修正できないのです。





      

2012.9.16
ガラス張り
 
 新装開店した診療所の見学に。
 技工に対してこだわりをみせる友人ですが、このレイアウトには
 恐れ入りました。受付の真後ろがガラス張りの技工室になっています。

 順番待ちの患者さんがどのように作られたものが自分の口の中に
 入るのか興味津々でのぞかれています。
 技工士の先生方も手打ちそば職人といっしょで自然と作業にも気合が
 入るってものでしょう。

 価格をおさえるために他国への外注を選択する歯医者が増える中、
 あえて院内技工をアピ-ルするいまどき硬派な歯科医院です。




      

2012.9.6
VS

 VSと言えば古くは「ゴジラVSモスラ」「アントニオ猪木VSウイリアムス」など
 凄まじい死闘が思い出されます。

 iPad による説明様ツ-ルのカテゴリに「インプラントVS義歯」
 「インプラントVSブリッジ」などの文字が並びます。
 適材適所に用いればそれぞれの良さが生かされるはずなのに味方
 同士で戦わせてどうなるのでしょう。それでなくても口腔内は四方八方
 敵だらけなのに・・・。

 よくあるインプラント誘導ツ-ルにならないように気をつけなければ
 なりません。



      

2012.9.1
風あざみ

 8月も終わり、過ぎゆく夏を惜しみつつ・・・
 新潟の三上 諭先生に頂いた枝豆の最後の残りを惜しみつつ・・・
 この夏を回顧しながらビ-ルと一緒に頂きました。

 ~今年の夏は冷たいものをいっぱい食べて、何回もお腹こわして
   たくさん正露丸をのんだなぁ~~~



      

2012.8.28
問題提起

 院内勉強会。下のような問題提起がされスタッフ全員で議論しました。
 初期治療をえて残すことができた歯にはスポットライトがあたりますが、
 保存が厳しいと宣告する歯についてはふれられる機会が少ないと
 思います。
 救ってほしいという気持ちで来院した患者さん。その気持ちによりそって
 ブラッシング指導をしてきた衛生士。咬めないという現実に
 向き合わなければならないドクタ-。特にドクタ-は写真と資料という
 客観的目線でものをいうので、もう少し患者さんの立場にたつように
 求められました。
 3者3様の思いが交錯し、答えがみつからないため焦らず経過を
 追っていくことになりました。まさに理想と現実の狭間です。

 ケ-ス自体は日が浅く起承で止まっていますが、転結が加わった際には
 今後の指針にもなりうる意味のあるものになりそうです。





      

2012.8.26
ど真ん中勉強会②

 4症例を発表し5時間のディスカッション。
 今回は挙上というテ-マに絞り込み議論をかわしました。
 咬合挙上の是非というよりも積極的介入か、できるだけミニマムな治療に
 とどめるのかがポイントになったような感じでした。
 自分も発表し、低見塾の重鎮吉木、前岡両先生にご意見を頂きました。
 8月の準備期間が少しだけ報われたような気がします。
 懇親会でも臨床談義はつづき熱い暑い名古屋の1日が終わりました。



      

2012.8.26
ど真ん中勉強会①

 名古屋の真夏の祭典、ど真ん中祭りが盛り上がりをみせているころ。
 そのすぐ近くの会議室で低見塾としんせん組の合同勉強会が開かれ
 ました。自分はどちらかというと舞台で踊るほうが得意なのですが、
 照りつける太陽の中、祭りの熱気をしり目にうす暗い会議室へと直行する
 のでした。



      

2012.8.11
老舗

 キタにある業界人御用達のバ-に連れていってもらいました。
 カウンタ-だけの小さなお店を取り仕切る千頭さん。
 多くのお弟子さんを輩出されてその道では知る人ぞ知る方なのだ
 そうです。品格ただようその立ち振る舞い、それでいて控え目なト-ク。
 昭和に惹かれる自分にはここの空気感がなぜか心地よいのです。

 「若いバ-テンダ-はファッションや形にばかりとらわれすぎていて
  バ-の本質をわかっていない。」
  うん!?  なにかどこかで聞いたような・・・。
 
 今度は一人で行ってみようと思います。




      

2012.8.4
宝塚の花火

 窓から花火。 缶ビ-ル片手に。

 暑中お見舞い申し上げます。





      

2012.7.25
臨床実感

 ~ つなぐことへの期待と不安①~の文章のある部分がひっかかると
 いうことで林康博先生からメ-ルをいただきました。
 あまりに深く私だけで秘めているのはもったいない思いましたので抜粋して
 少しだけ掲載させてもらいました。


 臨床実感とはケ-スだけで見た「感覚」の様なものです。
 私の場合54装置とサンプル数は少ないのですが、きちんとした数字
 をだしていますので、あくまで臨床実感ではなく「研究」と言って良いと
 思います。そのように「臨床実感」と「研究」は天と地ほどの差があります。

 これまでケ-ス(臨床実感)だけで物をいってきた「語る会」ですが、
 もうそろそろ結果をちゃんと数値で出すステ-ジに入るべき段階である
 と思っています。

 
 最後の一文は私のような一兵卒の願望でもあります。
 失敗症例を率先して提示してきたこの会だからこそはじきだされたデ-タは
 より信頼性のおけるものになるのではと期待がふくらみます。
 その突破口が先のKA367ということになるでしょう。

 ますます一般読者を無視した展開に拍車がかかってきましたが
 このブログのひとつのウリとしてご理解ください。





      

2012.7.18
つなぐことへの期待と不安②

 今回は4回にわたって私見を述べる予定でしたが、金子先生から
 「つなぐのであれば、その部位を囲む全顎的条件を考慮する必要があり
 それによって全体設計を変えるべき」というあたたかいご指摘を
 頂きました。
 準備不足、再考の余地がありそうなので、このシリ-ズはいったん
 此処で打ち切りにします。この一般読者を無視したスピ-ディ-な展開
 はこのブログならではのウリだとご理解ください。

 最後にメ-ルで頂いた熊本の林康博先生のつなぐことについての
 現在のお考えを掲載して終わりにしたいと思います。
 (本当はまとめに使おうと思っていた。)

 必ず3回目をやる予定ですのでその時はよろしくお願いします。


 ●欠損があれば、インプラントと天然歯を連結しても問題は起こりにくい

 ●問題が起こらない原因は、メタルの変形にあると思われる。

 ●欠損がない状態でインプラントと天然歯を連結すると問題が起きやすい




      

2012.7.15
つなぐことへの期待と不安①

 今年の語る会で一番注目していたのはインプラントと天然歯の連結に
 関するコンセンサスが得られるかというところです。
 語る会では最小限のインプラントで最大限の効果を模索している経緯
 があります。となると天然歯との連結の問題がクリアになれば直接
 その目標に近づくことになるでしょう。

 しかし分科会ではもうひとつ霧が晴れず、結局延長戦として懇親会を
 駆けずり回ることになりました。

 下地・仲村両先生は、連結に対しては慎重派。やはり被圧変位量が
 ちがうものは天然歯同士でもつなぐべきではないとのことです。

 林・藤関両先生は連結に期待をよせています。
 林先生は多くの症例の経過をきちんとした数値でデ-タとして示されて
 いますし、藤関先生はその是非について論文を書かれています。

 
 自分はというと下の経過年数だけみればどうしても期待してしまいます。
 



      

2012.7.10
KA367

 語る会の全体会では金子一芳先生が新しい欠損補綴の概念KA367

 を遂に披露されました。

 これからは全国行脚、執筆活動と新たな展開を期待していますが、

 さびしい発言も少しだけされています。

 現在の歯科界の現状がそう簡単にゆっくりさせてくれるとは

 思えませんが・・・。

 


      

2012.7.8
モリイゾウ

 週末はどっぷり「臨床歯科を語る会」。

 今回はたくさんの先生方と語る機会を得ました。

 


      

2012.6.27
二次固定の威力②

 右のレントゲンで抜歯はまず考えられない。
 歯槽硬線がはっきりするのも時間の問題でしょう。

 義歯の調子がいいほど二次固定は威力を発揮します。
 顎位は左側の臼歯部で決まってますから、犬歯の動揺がおさまっていく
 につれて義歯はさらに安定していくはずです。

 しばらくは慣れ親しんだ義歯で様子を見ていくことになりました。
 総義歯を見据えたという側面は影をひそめはじめています。




      

2012.6.27
二次固定の威力①

 バネのかかっている左上の犬歯がグラグラなので抜歯してほしいと来院。
 歯槽骨が根尖付近まで吸収しており、咬むごとに痛みがあるそうです。
 しかし義歯があわないということではないらしく、なるほど左側の頼りない
 臼歯部の咬合支持も咬合高径の維持に一役かっているようです。

 そこでグラグラな犬歯の歯冠歯根比を改善すべく、神経をとって歯冠を
 落としコ-ヌス様のコ-ピングにしてそのままレジンで外冠をつくりました。
 いわゆる二次固定によって犬歯の保存をこころみたのです。




      

2012.6.25
道場やぶり

 水道工事のため休日出勤。何度も鳴る電話に仕方なくでると、

 「私、歯科医師の○○と申しますが現在開業地を探しています。

  早田先生のされている場所は実にいいですよね。

  譲っていただけませんか?」  (ええ~~~☆×¥!?)

  あまりに唐突な申し出に私の返答は、

 「すみませんが自分が治療した患者さんの経過をずっと追っていかない

  といけないのでこの場所を離れるわけにはいかないんです。」

 「わ、わかりました・・・。」 こんな型破りな先生でも術後経過の大切さ

 に異論はないようです。




      

2012.6.24
魔女の宅急便

 「最近ブログが書けないの・・・。」
 「とにかくジタバタしてみる。書いて書いて書きまくる!」
 「それでも書けない時は!?」
 「何もしない。風景を見たり、散歩したり。そしたら急に書きたくなる時が
  やってくる。」

 「ホント!?」



      

2012.6.15
新進気鋭

名古屋での勉強会。唯一の技工士会員である鈴木宏輔先生の講演でした。
あっという間の一時間、歯科医師側がどんなところに気をつけて技工士側
へ何を情報伝達をすればいいのかを軸に話が膨らんでいきました。
でも何より我々に伝わったのは、歯科技工に対するストレ-トな情熱でした。
今更ですが、こだわりとは労を惜しまないということがよくわかりました。

また歯科雑誌等で注目されている理由もよくわかりました。




      

2012.6.9
放送事故





      

2012.5.27
個別対応

破壊的な力に対して個々の歯牙!?が自分の身を守るためにもがいた
結果です。この状況になってやっと落ち着いたといったところでしょうか・・・。
咬合面材料の選択には未だに迷いが生じます。最大公約数は金属だと
思うのですが、それでもレントゲンで6番の歯根膜は悲鳴をあげています。
インプラント部分を金属で補綴していればオ-バ-ロ-ドの像がでたかも
しれません。

咬合面材料までもがその歯牙の歯列のポジションによって個別の対応を
必要としているのです。



      

2012.5.16
口腔内写真指導料

ブログで何度も取り上げる克服しなければいけない壁、口腔内写真。。。
ミラ-を入れられてみてはじめて患者さんの気持ちがわかるというもの。
いかにテンポよく撮影していくかがポイントです。

先輩が横から手とり足とり、これぞ正に歯科衛生士実地指導です。



      

2012.5.12
エンディング

名古屋での勉強会。長谷川 善弘先生が「咬合挙上」を、村井 裕介先生が
「ペリオ」をテ-マに発表されました。両先生とも考えながら一つ一つ丁寧に
治療ステップがふまれており見習うところが多々ありました。
特に力の強い患者さんを挙上した10年以上長期経過報告は雑誌では滅多に
お目にかかれません。それだけに考察にも説得力を感じました。

かくいう自分も「咬合挙上」をテ-マに発表することが決まっています。
しかし術後経過が短いぶん迫力不足はいなめません。挙上はできるだけ
避けたほうがいいことは誰でも知っています。そんな中やむを得づ挙上
したケ-スでは、治療終了後からが生体との本当のかけひきがはじまる
ものだと考えています。
最終補綴をいれて口腔内写真を撮ってピッカピッカの症例に仕上がった
としてもエンディングテ-マは流れてこないのです。





      

2012.5.2
思い込み

テレスプ形態の仮義歯をいれ残根の保存を探っていたのですが、
どうも調子が良くない。食事をすると痛みがでるそうなので、咬みあわせを
ゆるめたり粘膜面を削合したりして対応していたのですが、いっこうに痛み
がとれません。日に日に粘膜面はボコボコのイレギュラ-な形になり
情けないことに患者さんのほうで安定剤のあつみをかえて使用されていた
そうなのです。
するとまったく咬みあっていない8番のインレ-が脱離した途端、ウソのように
ピタッと痛みが止まりました。人工歯も配列していないですし、
クリアランスが十分あるにもかかわらずです。

思い込みは時として診断能力を鈍らせます。犯人捜しに行き詰まった際には
あらゆる可能性を考慮した捜査の洗い直しが必要であることをあらためて
勉強させてもらいました。




      

2012.4.25
三日坊主返上

 負けないこと。

 投げ出さないこと。

 逃げ出さないこと。

 信じぬくこと。             

                            それが大事。。。



      

2012.4.18
難易度

「先生にとってこの症例の難易度は!?」
勉強会でよく耳にする質問です。きょう取り上げる話は
診療が終わってからの話ではなく患者さん側の要素を排除した
レントゲンを見ての診断、つまりは初診時における難易度です。
すれちがい咬合などは誰がみても難症例ですが多くはその得意分野が
反映された経験値にともなったものになります。
試合も始まっていないのに手ごわいかどうかを分析するのはあまりに
漠然としていて違和感を感じていました。
しかし崩壊のチェックリストの項目にあてはめれば術者に関係なく
自然と難易度が見えてきます。

机上の空論となるのか?はたまた臨床の現場でも同じことが言えるのか。
症例の議論そのものがすれちがいにならないように金子先生の指針を活用
していく必要があります。



      

2012.4.16
おみやげ

臨床では患者さん側の要素を考慮した個別対応が必要となってきます。
とはいっても背景や性格は何回かの診療のなかでみえてくるもので
治療計画の立案は待ってはくれません。
特に咬合崩壊のステ-ジはとっかかりの入り口を間違えるとゴ-ルは
まったく違ったものとなります。
週末は東京でもくあみ会があり金子一芳先生が考案されたその指針
となるツ-ルをいただくことができました。
以前にも書いたように、もともとレントゲンと金子先生の症例集を照合させて
治療方針をたてていた経緯があるので、ツ-ルはその作業をよりシンプル
にしてくれそうです。真夜中の孤独な歯医者にとっては何よりの東京みやげ
となりました。



      

2012.4.10
つげ義春

マンガ本を購入していた頃はお兄さんだったのび太くん。先日そのパパが
自分より年下になっていたことを知りました。
しかし、アンチエイジングを考えるどころか日に日に昭和という時代に
惹かれています。
下の雑誌もつげ義春の「ねじ式」の原画が載っていると聞きつけ
飛びつきました。その迫力、凄みといったら圧巻です。場面構成、
レイアウトどの切り口からみても斬新だし、何よりも頭に残像が残って
出て行ってくれません。昭和という時代背景が生み出した傑作、そこから
発信されるメッセ-ジには今なお煮えたっぎているマグマのようなものを
感じ取ることができます。




      

2012.4.4
CAKE★SET

梅田にある緑に囲まれた隠れ家的カフェ。陶芸教室が併設されており、
自分で選んだうつわでコ-ヒ-が飲めるのがうりです。
ゆったりした時間が流れ落ち着くのでよく買い物帰りに立ち寄ります。

しかし、いい年したオヤジがひとりおしゃれなカフェでcake setを注文する
のには勇気が必要です。一回目は恥ずかしくてかなりきついのですが
2回目からはどうでもいいやと開き直ります。
そうやって感覚を麻痺させながら新しいお店を開拓していくのです。



      

2012.3.31
販売終了。

以前マストアイテムの項にも書きましたがゴアテックスのメンブレンの
販売が本日で終了となりました。送られてきたオ-ダ-フォ-ムには
商品によってバツマ-クがされているものもありました。
今月に入って駆け込み注文が殺到し、品切れ状態だそうです。
驚いたのは自分がいつも注文している商品ばかりにバツマ-クが
ついていたことです。弘法ではないので出遅れたことは少し悔やまれ
ましたが、同じような考えの先生方が全国にいることも認識できました。

全体としての需要は減少傾向。GTRをやるよりかは・・・という時代に
こういう形の情報が得られるとまだまだ捨てたもんじゃない歯医者の
プライドを垣間見ることができます。



      

2012.3.22
外傷歯のゆくえ③

再植の明暗をわけるのは歯根側の歯根膜の状態です。
歯槽骨側の残存している歯根膜の影響は少ないとされています。
それだけに今回は非常に厳しかったはずです。

レントゲンでは現在のところ骨性癒着はおこしておらず歯根膜腔も
確認できます。また半年近くたっても有髄反応があるというのも
興味深いところです。

口腔内では、時折こちらのわくにあてはまらない現象に遭遇します。
だからこそあきらめることはできない。
セメント質、歯根膜、固有歯槽骨の3兄弟がこの状況で今後どのように
存在していくのか経過を追わずにはいられません。

独自の仮説の答え合わせはまだまだ先です。



      

2012.3.20
外傷歯のゆくえ②

急死に一生を得たといえば大げさでしょうか。
脱落の可能性をお話したうえで、再植して固定したところ
何とか機能するまでになりました。
ポケットもなく動揺も生理的範囲内ですのでこのまま乳歯としての使命を
まっとうしてくれるのではと期待しています。

歯が地面に落ちて、お子さんの口元が血だらけになれば
気が動転してしまうのはよくわかります。
でもなんとか早く医院のほうへ連絡してほしい。
どれだけ忙しくても電話にでてどうすればいいか指示することぐらいは
できるからです。


しかし肉眼では歯根に組織らしきものは何も見えなかったのですが
一体どのようなメカニズムで付着しているのでしょうか?




      

2012.3.18
外傷歯のゆくえ①

「孫が顔を打って歯が抜け落ちたのですが、見てくれますか!」
おばあさまから連絡が入りました。
ここまではいつものことですが、
「3時間以上前に抜け落ちたんですけど。」
「・・・・・。」
「汚れているところは水道水と歯ブラシできれいにしておきました!!」
「・・・・・。」

くっついてくれるでしょうか??




      

2012.3.10
歯を残すための引き出し②

ゆっくりひっぱりあげることによって歯肉のボリュ-ムが増せば
比較的容易に歯頸ラインを整えることができます。
しかし、審美的なことより重要なのはブリッジを回避できたこと。
インプラントを使わずに犬歯を削合せずに済んだことでしょう。

抜歯してからの引き出しよりも歯を残すための引き出しが多くあったほうが
患者さんは評価してくれると考えています。



      

2012.3.8
歯を残すための引き出し①

さし歯がとれたと来院。
歯肉縁下のう蝕を無視して元に戻すわけにはいきません。
かといって、このままう蝕部分をとったら残根というレッテルを貼られて
たちまち抜歯の大義名分となっていくでしょう。
矯正的挺出という手法はこういった場面で威力を発揮します。
患者さんには少しの不自由さと補綴するまでにかかる時間について
了承していただきました。
ゴムでゆっくりゆっくり引き上げ、う蝕部分を歯肉縁上にだしていきます。

う蝕の進行が深くかみ合わせも深い場合は難易度が上がりますが、
あきらめず何回かに分けてひっぱりあげます。



      

2012.3.7
管理されているのは!?

パソコンの前に座る時間がなければ、どれだけいろいろなことが
できるだろう・・・。
パソコンがウイルスに感染し画面は真っ暗。ついにその時が訪れました。
ところが自由を手にいれるどころか復旧に奔走し、スケジュ-ルを調整して
復元するまでにかなりの時間を要しました。

いったいどっちがご主人様なのかわかりません。
パソコン依存度は思いのほか根深く、距離をおくことなど不可能に
近いでしょう。

      

2012.2.25
黄昏男心機一転

「ウオーッ」と叫びたくなるような海。日頃ひきこもり気味の私にとって
真冬の日本海は、風も顔に痛いくらいですがなんとも言えない気持ちよさ
です。音の迫力もすごい。
いくら臨床が好きだといっても毎日やってればそりゃいろいろあります。
そんな煮詰まった思いも荒波のスケールのでかさを目の当たりにすると
ちっぽけに思えるから不思議です。
前向きに一歩踏み出せるエネルギーをもらえたことが、今回北陸に
きた最大の収穫だったような気がします。肩の力も抜けていい感じで福井
を後にしました。

   二日でもとに戻りましたが・・・。


      

2012.2.23
自家歯牙移植再考

今回の本当の目的である勉強会が別室を貸し切っておこなわれました。
テーマを「移植」と決めて一人ずつケースプレを展開。
日付が変わっても白熱した討論は続きました。
最後に低見塾の前岡 一夫先生から10年以上経過した失敗症例に対する
見解が述べられました。

万能選手でない移植歯を暫間的なものと捉えるかどうかというスタンスは
非常に興味深いところです。単冠やブリッジぐらいでは問題ないのですが、
大型の補綴物に組み込む場合は術後対応をつねに意識した設計の必要性
を感じました。

現在再び注目が集まってきている移植だけにタイムリーで有意義な
ディスカッションだったと思います。


      

2012.2.22
北陸欲張狂騒曲

フタを開ければ前日の不安も何処へやら、とても充実した2日間と
なりました。強行スケジュールでしたが、関係者の方のご尽力も
あり企画はどれも大当り。
これもすべて、福井でご開業の本道 隆男先生の人望の賜物でしょう。
JRの駅に置いてあるパンフレットにも負ける気がしません。

      

2012.2.22
合同合宿強行突破

17日の北陸地方の天気予報は大雪。
そんな中、我らしんせん組と低見塾の合同勉強合宿が行われるため
サンダーバードに乗って福井へ向かいました。

強力な寒波、大荒れの天候の中、名古屋のみんなは集合出来るので
しょうか・・・。

      

2012.2.12
逆走②

とはいっても理解できないところはでてくるものでその解決のために
母校の先生のところに押しかけることにしました。
柿本 和俊先生は講習会といえばインプラントが全盛という昨今において
咬合器の講演をされている数少ない講師の一人です。
お忙しいのに臨床におけるアドバイスはもちろん、たくさんの資料まで
いただき本当に有意義な時間を過ごさせて頂きました。

何となく調子がいい、というのではなく、このステップとこのステップを
間にきちんと入れているからうまくいっているんですよ!と自信を
もって言えるように私の逆走は続きます。

      

2012.2.11
逆走①

雑誌を買うがもったいなくて昔の教科書を引っ張りだすことが多くなりました。
新品同様の表紙からその頃の志のレベルをうかがい知ることが出来ます。

困ったことに学生時代は、何がわかって何がわかってないかすらわから
なかったのです。4級船舶をとった新米クルーが大海にでることによって
航海するための必要な知識が何であるか気付くようなものです。

あれだけちんぷんかんぷんだった文章も日々の臨床の疑問のヒモをとく
重要な鍵となってきます。情報が氾濫し新しい技術や材料が次々と生まれて
くる中でベースの部分はあまり変わってないのではと感じています。


      

2012.2.8
バレンタイン・マグロ

敬愛する同志の先生から素敵なプレゼントが送られてきました。
ご自分で釣られたというから驚きです。
寿司のネタにはせず、ブログのネタとしてどう料理しようかと
迷いましたが、只只美味しかったの一言に付きます。

しばらくは回転寿司から足が遠のきそうです。

      

2012.2.5
ドクターを診る

外科の専門医の先生の歯周外科をおこなうことに。
空気を和らげるための何気ない会話から。

「これまでかなりオペとかされました!?」
「2000症例くらい。」

聞かなければよかった・・・。術者の血圧が上がってどうするっていうお話。

縫合糸は同じ種類のものを使われているそうです。

      

2012.2.1
履歴

久しぶりにスタッフ募集の広告をだしました。驚いたのは応募された
方の様相が少し変わっていたことです。大卒の就活の選択肢として
応募された方が一人や二人ではありませんでした。時期的なものも
あるでしょうが、モチベーションのほうはいかほどなのでしょうか・・・。

手に技術を!と昔からいわれていることですが、いま正にそんな時代の
真っ只中にいるようです。

      

2012.1.21
1本のインプラント

重度歯周病の女性の患者さん。歯がぐらついて噛むところがないと来院
されました。咬む力が弱くなっているとはいえ、下顎前歯部の抜去歯牙
の一次固定はすぐにはずれます。初期治療に対する歯肉の反応はよく
炎症は鎮まりつつあるのに咀嚼側である右下の小臼歯部の動揺は止まり
ません。
右下にインプラントをもちいて支持を得てからの咬合調整も考えましたが
力の分散を期待して左下に1本埋入することにしました。すると
歯列の左右対称性、4本の犬歯、小臼歯部の咬合支持のそれそれが
うまく機能しはじめました。もちろん引継ぎによる2人の衛生士のTBIと
それに呼応する患者さんの努力と協力が追い風となったことは言うまでも
ありません。

パノラマから受ける危うい印象や、短い経過からは何も語れませんが、
予後は比較的落ち着いたものになるであろうとみています。
欠損の流れを変えたのは1本のインプラントです。


      

2012.1.9
警鐘

元旦の朝刊は楽しみです。記者の方も気合が入っているのか、社説や
コラムなんかも充実の内容で読破するのにも結構時間がかかります。
そんな中、天声人語に興味深い一文がありました。

「そして今、グローバル化という世界標準語が、妖怪のように地球を席巻
する。栄華と便利は幸せと同義ではなかった。それを知って、さあどの方向へ
歩むのか?辰年の空から小さき問いが聞こえてくる。」


      

2012.1.8
年齢を重ねるということ②

かつてYMO好きの小学生が生意気にもクラスメイトにニュウウエーブを
語っていました。そして去年、そのYMOがフジロックで再結成。音源しか
聞いていないのですが、円熟味を増したというよりも構成にしろアレンジ
にしろ更に進化を遂げているような気がしました。

年齢を重ねれば、肉体的に変化があらわれるのは仕方のないことです。
しかし発想や思考の部分では、才能のある方はますますその能力が
研ぎ澄まされ鋭利な形で作品や考え方に反映されるのではないでしょうか。
興行や周りの雑音さえ無視出来ればの話ですが・・・。

お顔の浮かぶ方がいらっしゃるので余計にそう思えるのかもしれません。


      

2012.1.4
年齢を重ねるということ①

これまで観てきた映画の中でどちらが1番でしょうか!?

作品の批評はうるさがられるので、どなたかにお任せして

考えているのは2人の巨匠の才能の切れ味についてです。


      

2011

 

インプラント/審美歯科 :早田歯科医院
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