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2012.5.27
個別対応

破壊的な力に対して個々の歯牙!?が自分の身を守るためにもがいた
結果です。この状況になってやっと落ち着いたといったところでしょうか・・・。
咬合面材料の選択には未だに迷いが生じます。最大公約数は金属だと
思うのですが、それでもレントゲンで6番の歯根膜は悲鳴をあげています。
インプラント部分を金属で補綴していればオ-バ-ロ-ドの像がでたかも
しれません。

咬合面材料までもがその歯牙の歯列のポジションによって個別の対応を
必要としているのです。



      

2012.5.16
口腔内写真指導料

ブログで何度も取り上げる克服しなければいけない壁、口腔内写真。。。
ミラ-を入れられてみてはじめて患者さんの気持ちがわかるというもの。
いかにテンポよく撮影していくかがポイントです。

先輩が横から手とり足とり、これぞ正に歯科衛生士実地指導です。



      

2012.5.12
エンディング

名古屋での勉強会。長谷川 善弘先生が「咬合挙上」を、村井 裕介先生が
「ペリオ」をテ-マに発表されました。両先生とも考えながら一つ一つ丁寧に
治療ステップがふまれており見習うところが多々ありました。
特に力の強い患者さんを挙上した10年以上長期経過報告は雑誌では滅多に
お目にかかれません。それだけに考察にも説得力を感じました。

かくいう自分も「咬合挙上」をテ-マに発表することが決まっています。
しかし術後経過が短いぶん迫力不足はいなめません。挙上はできるだけ
避けたほうがいいことは誰でも知っています。そんな中やむを得づ挙上
したケ-スでは、治療終了後からが生体との本当のかけひきがはじまる
ものだと考えています。
最終補綴をいれて口腔内写真を撮ってピッカピッカの症例に仕上がった
としてもエンディングテ-マは流れてこないのです。





      

2012.5.2
思い込み

テレスプ形態の仮義歯をいれ残根の保存を探っていたのですが、
どうも調子が良くない。食事をすると痛みがでるそうなので、咬みあわせを
ゆるめたり粘膜面を削合したりして対応していたのですが、いっこうに痛み
がとれません。日に日に粘膜面はボコボコのイレギュラ-な形になり
情けないことに患者さんのほうで安定剤のあつみをかえて使用されていた
そうなのです。
するとまったく咬みあっていない8番のインレ-が脱離した途端、ウソのように
ピタッと痛みが止まりました。人工歯も配列していないですし、
クリアランスが十分あるにもかかわらずです。

思い込みは時として診断能力を鈍らせます。犯人捜しに行き詰まった際には
あらゆる可能性を考慮した捜査の洗い直しが必要であることをあらためて
勉強させてもらいました。




      

2012.4.25
三日坊主返上

 負けないこと。

 投げ出さないこと。

 逃げ出さないこと。

 信じぬくこと。             

                            それが大事。。。



      

2012.4.18
難易度

「先生にとってこの症例の難易度は!?」
勉強会でよく耳にする質問です。きょう取り上げる話は
診療が終わってからの話ではなく患者さん側の要素を排除した
レントゲンを見ての診断、つまりは初診時における難易度です。
すれちがい咬合などは誰がみても難症例ですが多くはその得意分野が
反映された経験値にともなったものになります。
試合も始まっていないのに手ごわいかどうかを分析するのはあまりに
漠然としていて違和感を感じていました。
しかし崩壊のチェックリストの項目にあてはめれば術者に関係なく
自然と難易度が見えてきます。

机上の空論となるのか?はたまた臨床の現場でも同じことが言えるのか。
症例の議論そのものがすれちがいにならないように金子先生の指針を活用
していく必要があります。



      

2012.4.16
おみやげ

臨床では患者さん側の要素を考慮した個別対応が必要となってきます。
とはいっても背景や性格は何回かの診療のなかでみえてくるもので
治療計画の立案は待ってはくれません。
特に咬合崩壊のステ-ジはとっかかりの入り口を間違えるとゴ-ルは
まったく違ったものとなります。
週末は東京でもくあみ会があり金子一芳先生が考案されたその指針
となるツ-ルをいただくことができました。
以前にも書いたように、もともとレントゲンと金子先生の症例集を照合させて
治療方針をたてていた経緯があるので、ツ-ルはその作業をよりシンプル
にしてくれそうです。真夜中の孤独な歯医者にとっては何よりの東京みやげ
となりました。



      

2012.4.10
つげ義春

マンガ本を購入していた頃はお兄さんだったのび太くん。先日そのパパが
自分より年下になっていたことを知りました。
しかし、アンチエイジングを考えるどころか日に日に昭和という時代に
惹かれています。
下の雑誌もつげ義春の「ねじ式」の原画が載っていると聞きつけ
飛びつきました。その迫力、凄みといったら圧巻です。場面構成、
レイアウトどの切り口からみても斬新だし、何よりも頭に残像が残って
出て行ってくれません。昭和という時代背景が生み出した傑作、そこから
発信されるメッセ-ジには今なお煮えたっぎているマグマのようなものを
感じ取ることができます。




      

2012.4.4
CAKE★SET

梅田にある緑に囲まれた隠れ家的カフェ。陶芸教室が併設されており、
自分で選んだうつわでコ-ヒ-が飲めるのがうりです。
ゆったりした時間が流れ落ち着くのでよく買い物帰りに立ち寄ります。

しかし、いい年したオヤジがひとりおしゃれなカフェでcake setを注文する
のには勇気が必要です。一回目は恥ずかしくてかなりきついのですが
2回目からはどうでもいいやと開き直ります。
そうやって感覚を麻痺させながら新しいお店を開拓していくのです。



      

2012.3.31
販売終了。

以前マストアイテムの項にも書きましたがゴアテックスのメンブレンの
販売が本日で終了となりました。送られてきたオ-ダ-フォ-ムには
商品によってバツマ-クがされているものもありました。
今月に入って駆け込み注文が殺到し、品切れ状態だそうです。
驚いたのは自分がいつも注文している商品ばかりにバツマ-クが
ついていたことです。弘法ではないので出遅れたことは少し悔やまれ
ましたが、同じような考えの先生方が全国にいることも認識できました。

全体としての需要は減少傾向。GTRをやるよりかは・・・という時代に
こういう形の情報が得られるとまだまだ捨てたもんじゃない歯医者の
プライドを垣間見ることができます。



      

2012.3.22
外傷歯のゆくえ③

再植の明暗をわけるのは歯根側の歯根膜の状態です。
歯槽骨側の残存している歯根膜の影響は少ないとされています。
それだけに今回は非常に厳しかったはずです。

レントゲンでは現在のところ骨性癒着はおこしておらず歯根膜腔も
確認できます。また半年近くたっても有髄反応があるというのも
興味深いところです。

口腔内では、時折こちらのわくにあてはまらない現象に遭遇します。
だからこそあきらめることはできない。
セメント質、歯根膜、固有歯槽骨の3兄弟がこの状況で今後どのように
存在していくのか経過を追わずにはいられません。

独自の仮説の答え合わせはまだまだ先です。



      

2012.3.20
外傷歯のゆくえ②

急死に一生を得たといえば大げさでしょうか。
脱落の可能性をお話したうえで、再植して固定したところ
何とか機能するまでになりました。
ポケットもなく動揺も生理的範囲内ですのでこのまま乳歯としての使命を
まっとうしてくれるのではと期待しています。

歯が地面に落ちて、お子さんの口元が血だらけになれば
気が動転してしまうのはよくわかります。
でもなんとか早く医院のほうへ連絡してほしい。
どれだけ忙しくても電話にでてどうすればいいか指示することぐらいは
できるからです。


しかし肉眼では歯根に組織らしきものは何も見えなかったのですが
一体どのようなメカニズムで付着しているのでしょうか?




      

2012.3.18
外傷歯のゆくえ①

「孫が顔を打って歯が抜け落ちたのですが、見てくれますか!」
おばあさまから連絡が入りました。
ここまではいつものことですが、
「3時間以上前に抜け落ちたんですけど。」
「・・・・・。」
「汚れているところは水道水と歯ブラシできれいにしておきました!!」
「・・・・・。」

くっついてくれるでしょうか??




      

2012.3.10
歯を残すための引き出し②

ゆっくりひっぱりあげることによって歯肉のボリュ-ムが増せば
比較的容易に歯頸ラインを整えることができます。
しかし、審美的なことより重要なのはブリッジを回避できたこと。
インプラントを使わずに犬歯を削合せずに済んだことでしょう。

抜歯してからの引き出しよりも歯を残すための引き出しが多くあったほうが
患者さんは評価してくれると考えています。



      

2012.3.8
歯を残すための引き出し①

さし歯がとれたと来院。
歯肉縁下のう蝕を無視して元に戻すわけにはいきません。
かといって、このままう蝕部分をとったら残根というレッテルを貼られて
たちまち抜歯の大義名分となっていくでしょう。
矯正的挺出という手法はこういった場面で威力を発揮します。
患者さんには少しの不自由さと補綴するまでにかかる時間について
了承していただきました。
ゴムでゆっくりゆっくり引き上げ、う蝕部分を歯肉縁上にだしていきます。

う蝕の進行が深くかみ合わせも深い場合は難易度が上がりますが、
あきらめず何回かに分けてひっぱりあげます。



      

2012.3.7
管理されているのは!?

パソコンの前に座る時間がなければ、どれだけいろいろなことが
できるだろう・・・。
パソコンがウイルスに感染し画面は真っ暗。ついにその時が訪れました。
ところが自由を手にいれるどころか復旧に奔走し、スケジュ-ルを調整して
復元するまでにかなりの時間を要しました。

いったいどっちがご主人様なのかわかりません。
パソコン依存度は思いのほか根深く、距離をおくことなど不可能に
近いでしょう。

      

2012.2.25
黄昏男心機一転

「ウオーッ」と叫びたくなるような海。日頃ひきこもり気味の私にとって
真冬の日本海は、風も顔に痛いくらいですがなんとも言えない気持ちよさ
です。音の迫力もすごい。
いくら臨床が好きだといっても毎日やってればそりゃいろいろあります。
そんな煮詰まった思いも荒波のスケールのでかさを目の当たりにすると
ちっぽけに思えるから不思議です。
前向きに一歩踏み出せるエネルギーをもらえたことが、今回北陸に
きた最大の収穫だったような気がします。肩の力も抜けていい感じで福井
を後にしました。

   二日でもとに戻りましたが・・・。


      

2012.2.23
自家歯牙移植再考

今回の本当の目的である勉強会が別室を貸し切っておこなわれました。
テーマを「移植」と決めて一人ずつケースプレを展開。
日付が変わっても白熱した討論は続きました。
最後に低見塾の前岡 一夫先生から10年以上経過した失敗症例に対する
見解が述べられました。

万能選手でない移植歯を暫間的なものと捉えるかどうかというスタンスは
非常に興味深いところです。単冠やブリッジぐらいでは問題ないのですが、
大型の補綴物に組み込む場合は術後対応をつねに意識した設計の必要性
を感じました。

現在再び注目が集まってきている移植だけにタイムリーで有意義な
ディスカッションだったと思います。


      

2012.2.22
北陸欲張狂騒曲

フタを開ければ前日の不安も何処へやら、とても充実した2日間と
なりました。強行スケジュールでしたが、関係者の方のご尽力も
あり企画はどれも大当り。
これもすべて、福井でご開業の本道 隆男先生の人望の賜物でしょう。
JRの駅に置いてあるパンフレットにも負ける気がしません。

      

2012.2.22
合同合宿強行突破

17日の北陸地方の天気予報は大雪。
そんな中、我らしんせん組と低見塾の合同勉強合宿が行われるため
サンダーバードに乗って福井へ向かいました。

強力な寒波、大荒れの天候の中、名古屋のみんなは集合出来るので
しょうか・・・。

      

2012.2.12
逆走②

とはいっても理解できないところはでてくるものでその解決のために
母校の先生のところに押しかけることにしました。
柿本 和俊先生は講習会といえばインプラントが全盛という昨今において
咬合器の講演をされている数少ない講師の一人です。
お忙しいのに臨床におけるアドバイスはもちろん、たくさんの資料まで
いただき本当に有意義な時間を過ごさせて頂きました。

何となく調子がいい、というのではなく、このステップとこのステップを
間にきちんと入れているからうまくいっているんですよ!と自信を
もって言えるように私の逆走は続きます。

      

2012.2.11
逆走①

雑誌を買うがもったいなくて昔の教科書を引っ張りだすことが多くなりました。
新品同様の表紙からその頃の志のレベルをうかがい知ることが出来ます。

困ったことに学生時代は、何がわかって何がわかってないかすらわから
なかったのです。4級船舶をとった新米クルーが大海にでることによって
航海するための必要な知識が何であるか気付くようなものです。

あれだけちんぷんかんぷんだった文章も日々の臨床の疑問のヒモをとく
重要な鍵となってきます。情報が氾濫し新しい技術や材料が次々と生まれて
くる中でベースの部分はあまり変わってないのではと感じています。


      

2012.2.8
バレンタイン・マグロ

敬愛する同志の先生から素敵なプレゼントが送られてきました。
ご自分で釣られたというから驚きです。
寿司のネタにはせず、ブログのネタとしてどう料理しようかと
迷いましたが、只只美味しかったの一言に付きます。

しばらくは回転寿司から足が遠のきそうです。

      

2012.2.5
ドクターを診る

外科の専門医の先生の歯周外科をおこなうことに。
空気を和らげるための何気ない会話から。

「これまでかなりオペとかされました!?」
「2000症例くらい。」

聞かなければよかった・・・。術者の血圧が上がってどうするっていうお話。

縫合糸は同じ種類のものを使われているそうです。

      

2012.2.1
履歴

久しぶりにスタッフ募集の広告をだしました。驚いたのは応募された
方の様相が少し変わっていたことです。大卒の就活の選択肢として
応募された方が一人や二人ではありませんでした。時期的なものも
あるでしょうが、モチベーションのほうはいかほどなのでしょうか・・・。

手に技術を!と昔からいわれていることですが、いま正にそんな時代の
真っ只中にいるようです。

      

2012.1.21
1本のインプラント

重度歯周病の女性の患者さん。歯がぐらついて噛むところがないと来院
されました。咬む力が弱くなっているとはいえ、下顎前歯部の抜去歯牙
の一次固定はすぐにはずれます。初期治療に対する歯肉の反応はよく
炎症は鎮まりつつあるのに咀嚼側である右下の小臼歯部の動揺は止まり
ません。
右下にインプラントをもちいて支持を得てからの咬合調整も考えましたが
力の分散を期待して左下に1本埋入することにしました。すると
歯列の左右対称性、4本の犬歯、小臼歯部の咬合支持のそれそれが
うまく機能しはじめました。もちろん引継ぎによる2人の衛生士のTBIと
それに呼応する患者さんの努力と協力が追い風となったことは言うまでも
ありません。

パノラマから受ける危うい印象や、短い経過からは何も語れませんが、
予後は比較的落ち着いたものになるであろうとみています。
欠損の流れを変えたのは1本のインプラントです。


      

2012.1.9
警鐘

元旦の朝刊は楽しみです。記者の方も気合が入っているのか、社説や
コラムなんかも充実の内容で読破するのにも結構時間がかかります。
そんな中、天声人語に興味深い一文がありました。

「そして今、グローバル化という世界標準語が、妖怪のように地球を席巻
する。栄華と便利は幸せと同義ではなかった。それを知って、さあどの方向へ
歩むのか?辰年の空から小さき問いが聞こえてくる。」


      

2012.1.8
年齢を重ねるということ②

かつてYMO好きの小学生が生意気にもクラスメイトにニュウウエーブを
語っていました。そして去年、そのYMOがフジロックで再結成。音源しか
聞いていないのですが、円熟味を増したというよりも構成にしろアレンジ
にしろ更に進化を遂げているような気がしました。

年齢を重ねれば、肉体的に変化があらわれるのは仕方のないことです。
しかし発想や思考の部分では、才能のある方はますますその能力が
研ぎ澄まされ鋭利な形で作品や考え方に反映されるのではないでしょうか。
興行や周りの雑音さえ無視出来ればの話ですが・・・。

お顔の浮かぶ方がいらっしゃるので余計にそう思えるのかもしれません。


      

2012.1.4
年齢を重ねるということ①

これまで観てきた映画の中でどちらが1番でしょうか!?

作品の批評はうるさがられるので、どなたかにお任せして

考えているのは2人の巨匠の才能の切れ味についてです。


      

2011

 

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