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2014.7.24
お題
  
  問題”次の三つの単語を使って一つの文章を作りなさい!

    漁港、地上波初、かぼちゃ


              こたえ”  無理。
             



      

2014.7.15
回転ずし
  
  週末帰郷し下関唐戸市場へ。
  ふぐ刺しを買いにいったのですが、魚屋は
  すべてお寿司屋になっておりました。
  ふぐのお寿司や白子の軍艦などもあり
  観光客ねらいのイベントのようです。
  どれも100円前後でとてもお安く
  お寿司のまわりをみんなまわる、まわる。             



      

2014.7.7
勝手に語る会
  
  週末は東京で「臨床歯科を語る会」。
  センセ-ショナルだったのは「歯髄は生き返る」
  といった夜の講演でした。再生療法といえば
  歯根膜に視点が向けられるものですが、
  歯髄は無理だろといったおおかたの予想に
  反して臨床への応用を期待させる内容でした。
  下川・下地両先生の質疑応答は深夜とは
  思えない白熱ぶり、これぞ語る会なのでしょう。
  下の3枚の写真は自分が勝手にいろいろと
  勉強させてもらった時のものです。

  ①見る人をつらくさせない色調補正
  ②インプラント周囲骨の変化をどう捉える
  ③ゴシック、その動きと解釈
  
  講師の先生方ありがとうございました。                



      

2014.6.30
粘り強く
  
  スタディグル-プの企画で重度歯周病症例が
  集まりました。
  全体を通して見ると骨吸収の著しい歯牙が
  保存できるかどうかは咬合力の強弱が
  大きな要素として関与している
  ことがわかります。
  しかしいちばん強く感じたのは
  それぞれの先生が歯周基本治療から
  メンテナンスまで非常に粘り強く歯牙の保存に
  こだわっている点です。
  経過の中で途中、たとえ劣勢にたたされた
  時間があったとしても下を向いている場合では
  ないのです。 
                  


      

2014.6.18
健康管理
  
  「連日熱戦につぐ熱戦!!みなさん寝不足になって
   いませんか!?」
  各局アナウンサ-の常套句ですが、それを
  通り越して体調を崩しました。
  そりゃベルギ-対アルジェリアまで見ていたら
  捨てる試合はありません。

  次の日の仕事に影響がでないように自制しろと
  いうことでしょう。1時、4時、7時、1時、4時、7時
  1時、4時、7時、1時、4・・・・・。
                  


      

2014.6.5
有岡城
  
  診察を終えて行き慣れたTOHOシネマズの
  近くの有岡城を訪れました。
  官兵衛や村重の空気を感じたかったのですが、
  本当に城の跡地といった感じで幽閉されていた
  土牢などあるわけもなく残っているものは
  石垣ぐらいです。
  それでもドラマの影響からか訪れる人は
  跡を絶たず各々が石垣を触ったり写真を
  とったり自分もそれなりに満足しました。
  ひとりで来ているという共通点から友達を
  こんな場所に誘いにくいという歴史好きの
  孤独が垣間見れます。
  声をかける勇気があればみんな友達に
  なれたはずです。
                    


      

2014.5.31
顎堤の強さは数値化できないが探ることはできる⑥
  
  模型③の口腔内写真です。
  一か月に亘ってダラダラと書き綴ってまいりましたが
  やはり顎堤の強さを数値化することは
  むずかしいようです。というか必要ないことが
  わかりました。
  仮義歯をいれるだけで支台歯の状態や顎堤の
  吸収度合いだけでなく咀嚼側や咬合力など他の
  要素を加味した情報を手に入れることが
  できます。
  その時点で顎堤を評価し治療方針につなげて
  いけばいいわけです。
  67欠損でいえば患者さんが好む片側処理が
  可能か否かに直接結び付く重要な事項だと
  思います。
  欠損の流れを抑え込める最初の大事なステ-ジで
  どのような処置をすればよいか!?

  「探る」というひと手間をかけるだけで
  その答えに近づけるのならこんなに効率の
  いいことはありません。
                    


      

2014.5.31
顎堤の強さは数値化できないが探ることはできる⑤
  
  被写界深度の説明写真ではありません。
  ②の7年分の模型です。
  結節部位の断面を比較してみました。
  形態は微妙に違いますが高さは維持されています。
  この症例に関していえばX線写真や触診の
  イメ-ジとは異なった結果です。
  顎堤をみかけだけで判断するのは
  よほどでない限りもったいないと思いました。
  もちろんこの先10年顎堤が吸収していかないとは
  言い切れません。
  しかし7年間の吸収のスピ-ドを考えればリベ-スで
  充分対応可能、余分な処置や設計は必要ないで
  しょう。結合組織採取部位やインプラント埋入部位
  ではない支持組織としての姿がそこにあります。
                    


      

2014.5.28
ブレイク
  
  大阪城ホ-ル。ストレス発散。。。

  「みなさん、ついてきてくれていますかぁ~!?」

  「・・・・・・・・・・・・・・」
                    


      

2014.5.25
顎堤の強さは数値化できないが探ることはできる④
  
  ②のX線写真をみて顎堤は弱いであろうと推測。
  支台装置の違う仮義歯を数個つくって一定期間
  ためしてみました。沈下をおそれた強固なものから
  少しづつシンプルなものへと変えていきました。
  そのうちのひとつの形態を患者さんが気に入られ
  6年以上使用されています。
  稚出な義歯ですがレストが破折したり人工歯が
  透けてきたりとどうやら食物の流れをおさえる
  役割だけではなさそうです。
  結節周辺の圧痕が支持組織として
  力に対抗している姿を想像させてくれます。
  顎堤は吸収していってないのでしょうか...
                    


      

2014.5.21
顎堤の強さは数値化できないが探ることはできる③
  
  67欠損の模型と一口にいっても形態は様々です。
  上顎結節に注目して振り分けてみました。
  
  ①対合歯がないため結節までの顎堤のボリュ-ム
   は充分。咬合力は弱い。

  ②顎堤は吸収されているが結節ははっきり
   している。触れると弾力性があり少しへこむ。
   咬合力は普通。

  ③顎堤は吸収している。結節は骨隆起のように
   硬く上皮下にすぐ骨があるよう。
   咬合力は強い。

  ④顎堤は吸収しており幅もない。結節部分も
   不明瞭。歯周病の患者さんで咬合力も
   非常に弱い。
   

  前述のX線写真は何番のものでしょうか・・・?

                     
                      答えは②です。


      

2014.5.16
顎堤の強さは数値化できないが探ることはできる②
  
  67欠損のデンタルX線写真です。
  骨頂部がはっきりしておらずモヤモヤした感じで
  角度にもよると思いますが骨りょうも
  粗な感じに見えます。  
   強い荷重負担に耐えれる顎堤とは思えません。
  レントゲンだけみれば両側性の設計が無難でしょう。
  しかし前述したように仮義歯によって骨の吸収度合い
  をみていければ・・・それもはじめは片側処理で。
  抜歯後から8年、歯根膜腔の拡大に注意を払いながら
  経過を追っています。
  


      

2014.5.14
顎堤の強さは数値化できないが探ることはできる①
  
  3年前の記事から。あきらめかけていた3番は今なお
  健在。義歯を支え、また支えられながら時をかさね
  てきました。左上の写真はこれまた拠り所の記事から
  の抜粋です。当時は左右対称という見地から
  左下に補助の支柱の必要性を考えていました。
  このスト-リ-の主役は対合歯、犬歯の優位性を
  差し引いてもやはり顎堤でしょう。
  顎堤の強さをはかる目安には力に対する
  骨の吸収度があります。
  そしてそれを読み解く方法として一定期間仮義歯を
  活用すれば余分なインプラントをうたなくても
  すむのではと思うようになりました。
  顎堤を信用できるかどうかもそこで決まります。
  忠告されても語りたくなる症例との出会いです。
 


      

2014.5.11
プロロ-グ
  
 懇親会の席での会話、
 「67欠損で上顎結節は支持という意味で戦力として信用
  できますか?」
 「信用しないね。中身はグサグサ、67欠損も
  両側性の設計にするね。」
 
 確かに結節にも弾力性のあるものから硬いものまで
 触診すると多様なタイプがあることがわかります。
 おまけに口腔内をとりまく様々な条件を無視して
 顎堤を信用できるかどうかなんて語れないよと
 忠告していただきました。
 たとえ顎堤の強さを数値であらわせる機器が
 できたとしてもそれらの要素がある限り
 欠損補綴を考えるうえで臨床的ではないということ
 でしょうか。。。
 


      

2014.4.27
おとこの逸品
  
 梅雨をまえにして長靴がレイニ-ブ-ツと称され
 よりファッショナブルになって売れているそうです。
 専門のブランドもあるようで傘やコ-トは昔から
 雑誌でもとりあげられているわけですから
 自然の流れでしょう。

 自分のブ-ツも水陸両用の優れ物で
 長時間の畑仕事でも疲れません。語りたくなる
 男の逸品、いや相棒です。
 


      

2014.4.17
シェ-マ
  
 チェアサイドで説明するとき、患者さんが
 普段見慣れないレントゲンを前にして
 必死になるより、図解するほうがすっと伝わることが
 あります。特に歯周病での骨の吸収のしかたを
 説明する際には威力を発揮します。
 余計なものを省きできるだけ簡素なものにすることが
 重要です。
 モンタ-ジュより似顔絵なのです。



      

2014.4.14
大江戸歯科事情
  
 あふれる健康番組の歯科事情は見た事ありませんが
 NHKで放送された大江戸歯科事情は数日前から
 楽しみにしていました。
 木床義歯を製作するためにろうで型をとったり
 フィットをチェックする紅合わせといった過程が
 あったり、とても興味深かったです。
 何より注目したのが力のかかる大臼歯部には
 金属のびょうが埋められていた点でした。
 自分は後々調整しやすいように
 オクル-ザルキャストはあまり使用して
 いないのですが、くせのある咬み方、力の強い症例
 などにはその必要性を感じはじめていたところでした。
 妥協しないこだわりの入れ歯をつくることによって
 「1両払ったとしても決して高い買い物ではない!」
 と言い切る入れ歯師の職人気質には何か
 熱い気持ちにさせられました。



      

2014.4.5
タカラヅカ
  
 自宅から目と鼻の先にある宝塚大劇場。

 100周年を祝うかのように満開です。

 しかし花の道を歩くスタ-の卵たちの顔は

 非常に引き締まっておりお祝いム-ドは

 感じられませんでした。



      

2014.3.30
支持歯槽骨
  
 歯根膜、セメント質と共に3兄弟と称される固有歯槽骨
 は様々なドラマを生みだしてきました。
 目を閉じれば再生療法や移植による劇的な場面が
 思い出されます。
 すっかり脇役に追いやられた支持歯槽骨も負けては
 いられません。
 要は脚本通り仕事をしてくれるかどうか、アドリブの
 演技では評価されません。
 もう少し臨床医がスポットライトをあてて秘められた
 能力を明らかにしていって欲しいところです。



      

2014.3.22
にわか農園⑦
  
 先日のもくあみ会でお話したことのない先生から
 ブログたのしみに見ていますと言っていただきました。
 そんなこと言われると気合も入るというもの。
 ここはひとつお役にたつブロッコリ-の話でも・・・。

 年を越せず仲間たちが次々と枯れていく中、
 きびしい寒さを乗り越えたわが農園唯一の野菜です。

 頭頂部のつぼみが大きくなればそこを切ること
 によってまわりの茎が枝葉をのばし実が場所を
 取り合うようになるようです。
 これは患者さんに教えてもらったことで、
 野菜の育て方を聞くのが私のコミニケ-ションの
 パタ-ンとなっています。



      

2014.3.17
すれちがい咬合
  
 週末の2日間は東京で、もくあみ会が開催され
 「すれちがい咬合」「すれちがい一歩手前の症例」の
 対応について活発な議論がかわされました。
 条件の違う症例の提示により間違わない治療手順
 の外形がはっきりしてきたように思います。
 少なくとも突然の来院に逃げ出さない心構えは
 できました。
 今後はおこってしまったすれちがいへの対応ではなく
 クロス偏在からすれちがいへと向かう逆らえない
 流れに対してどのタイミングで介入すれば
 遅らせることができるか、
 また歯止めをかけることが可能なのか、
 さらに突き詰めてほしいところです。

 今回会場として東京医科歯科大学の講堂が
 使われたのですが、建物の大きさ、立派さに
 圧倒されました。嬉しがって、カメラ片手に散策して
 いると事務員の方に睨まれました。



      

2014.3.8
心配性
  
 センタ-のバックラインの連携ミスが心配。
 右サイドバックの内田が本調子でない時が心配。
 香川の試合勘が戻るかどうかが心配。
 コ-トジボア-ルが上り調子で心配。
 ナタルの天候が心配。
 テレビ中継が何時頃かも心配。。。
 


      

2014.2.24
いいわけ
  
 「トップペ-ジの雑貨のコ-ナ-全然更新されて
  ないね~」とのご指摘を頂きました。
 あまり人が訪れないから手を抜いているという
 わけでは決してありません。
 京都の町屋カフェのように表向きは昔の風情を
 漂わせながら中にはいれば
 リニュ-アルを繰り返す斬新な空間が
 ひろがっている。そんなHPを日々めざしている
 のであります・・・。
 


      

2014.2.14
モデルル-ム
  
 
今月の例会は移転OPENしたばかりの半田市の
 石黒歯科医院でさせていただくことになりました。
 広い研修室、医局、カフェ、ホワイトニングル-ム等
 終始圧倒されっぱなし。
 この感じは住宅展示場で生活感のない家をみて
 まわった時に似ています。しかし毎日多くの患者さん
 が出入りされているわけですから機能面からみても
 申し分ないのでしょう。院長室ももたない自分に
 とっては羨ましさを通りこして少し落ち込みました。
 


      

2014.2.9
小さな発見
  
 旬を過ぎましたがSTAP細胞を発見した理系女子が
 それを証明するためにいかに苦労を重ねたかが
 ある雑誌に載っていました。

 臨床でも「あれ
!?」と思うような場面に遭遇するよう
 なことがあります。しかし数値であらわせるほど
 頻繁にはおきません。研究室であれば科学的根拠を
 追い求めて同様の条件を設定すればデ-タ-に
 はじきだすことが可能でしょう。
 条件も多様な患者さんでは・・・
 
 目の前の患者さんを救うことだけを考えてれば
 いいのですが、EBMの壁をこえられない小さな発見を
 いくつかかかえていると理系女子を羨ましく思えたり
 もするのです。



      

2014.2.2
なみだのラブレタ-
  
 「ごちそうさん」「永遠の0」「秦基博のうた」と
 
 最近涙腺がゆるみっぱなし。追い打ちをかけるように

 心の友が本をだしました。

 「なみだのラブレタ-」

 よしもとブックスより全国書店にて好評発売中。

 


      

2014.1.26
雨の御堂筋
  
 15年ぶりの同窓会。
 
 みんなそれぞれに肩書や役職がついたみたいですが

 会話のレベルが15年前とかわらず安心しました。

 肩ひじ張らずにありのままの自分がだせる

 貴重な時間でした。

 


      

2014.1.19
外傷歯のゆくえ~その後
  
 危ぶまれた外傷歯の経過です。
 当初は生理的動揺もみられたのですが骨性癒着を
 おこしました。吸収不全による萌出速度調整のため
 抜歯をしています。歯根膜が損傷を受けた後の乳歯の
 再植は交換期を迎えるまで経過を追うことが非常に
 大事なことがよくわかります。
 歯並びに影響を与えるこの時期だからこそ、歯が
 くっついただけで喜んでいる場合ではないのです。



      

2014.1.12
レジン接着法~その後
  
 須貝 昭弘先生が考案されたレジン接着法の経過です。
 逆被蓋だった前歯部は臼歯部交換が終盤を迎えた
 この時期に正常な被蓋に改善されています。
 もちろん適応症をみきわめる必要がありますが、
 床装置も使わないので子供たちはほとんどストレスを
 感じることはありません。
 交換期に少し気をつけてあげるだけで
 歯列・咬合の行く末は全くちがったコ-スを辿って
 いくのです。



      

2014.1.5
ガチャガチャ
  
 今年最初の運だめし。

 岡本太郎のフィギア大人のガチャガチャに挑戦。

 結果はご覧のとおり小吉でした。




      

2013.12.31
わすれもの
  
 年末の待合室で。チャ-ムのついたカワイイ帽子。

 毎度のことながら君がとりに来るのを待ってるよ。

 年始は1月6日からだからね。。。




      

2013.12.29
言葉のちから
  
 今年、ある先生が逝去されました。
 訃報を聞いて親交のある多くの先生方がやりきれない
 思いでその時を過ごされたと思います。
 私のような通りすがりの歯科医師にでさえ歯科に対する
 熱い思いを語ってくださいました。

 あれから時間が随分たっているのに、その言葉が
 自分の中で日を追うごとに勢いを増しています。
 不思議なのはぼんやりと聞いていた部分でさえ
 はっきりと思い出せるところです。
 臨床の壁にぶちあたった時、その存在が
 進むべき道を照らしてくれるのです。



      

2013.12.20
春夏秋冬
  
 今日ですべてが終わるさ

 今日ですべてがかわる

 今日ですべてがむくわれる

 今日ですべてがはじまるさ




      

2013.12.13
セレモニ-
  
 今年最後の名古屋での例会。
 ゴシックア-チの自分なりの評価と考察を発表
 したのですが「プロビジョナルで煮詰めた顎位があれば
 そもそもそれは必要か!?」という質問がでました。
 必要だから提示したつもりですが
 そこに至るまでのプロセスやその思いを強く発信する
 ほどの構成ではなかったということでしょう。

 話の核となる資料が儀式的なものとして聞き手に
 受け取られていたとしたら、それが症例を紐解くうえで
 どのような役割を果たすのか伝えきれていないのです。




      

2013.12.8
市場?
  
 こちらは「ごちそうさん」のロケ地となっている

 天満市場の朝を上から見たところです。

 コテコテの下町なのに朝もやがかかって

 とても幻想的です。



      

2013.11.30
市場
  
 いろいろあって実家の下関に里帰り。
 
 いろいろあってフグで有名な唐戸市場へ。

 クリスマスイルミネ-ションはひとつもありませんが、

 とても幻想的です。



      

2013.11.24
準備不足
  
 ~タクシ-代金の支払い時の会話から~
 「660円になります。」
 「すみません。1万円札しかないのですが、
  よろしいですか。」
 「あの~、こまかいのありませんかね??」
 「・・・・」
 
 親知らず抜歯希望の患者さん。
 通常上顎の親知らずの抜歯は比較的時間が
 かからないのでアポイント的に特別な時間
 はとっていません。後にも患者さんをいれています。
 ところが先日、びくともしない親知らずに嫌な汗を
 かきました。準備不足の焦りからくるものです。
 
 前述のエピソ-ドのような時は”プロである以上
 想定されるあらゆる事柄に対して準備しとけ!!”
 などと憤っているくせにまだまだだなぁと反省しております。




      

2013.11.6
高齢者を診る③



 通院困難になった際、患者さんのお口の中の
 清掃状態は把握できません。
 テレスコ-プタイプの入れ歯は支台歯の周囲が
 開放されており歯ぐきの炎症が起こりにくく
 外冠が内冠の汚れをとりさってくれるので従来の入れ歯に
 比べてより衛生的なように思います。
 支台歯を失った際の術後対応も比較的容易で
 バトンを受け取るドクタ-にもご高齢の患者さんにも
 やさしい歯科治療と位置づけています。


     
2013.11.6
高齢者を診る②



 定期健診の知らせに必ず来院してくださるご高齢の
 患者さんが来られない・・・。しばらくして通院困難
 であることが書かれたお葉書が届きました。
 もちろんショックではありますが、現在入れ歯の調子はいいと
 いう言葉に少しだけ安心しています。
 70才以上の初診の患者さんでいちばん気をつけていることは
 たとえ通院できなくなっても、ご自身でのメンテナンスが
 難しくなったとしても、大きな問題を抱え込まないような
 設計にしてあげるという点です。


     
2013.11.3
高齢者を診る①



 「あの~入れ歯についてお聞きしたいんですけど・・・」
 その続きが冒頭の4コマ漫画です。
 開業当初によく遭遇したノンフィクションです。
 こんな若造に長年苦しんでいる入れ歯をみれる訳ない
 といったところでしょうか。
 あれから十数年、おかげさまで患者さんの半分以上は
 ご高齢の方となりました。

     
2013.10.27
にわか農園⑥
  
 強風に対して支柱をたてて枝を巻きつける。

 なんとか乗り切ることができました。

 天気予報はかぶりつきで見ています。



      

2013.10.23
シングルスタンド
  
 右上の小臼歯を歯根破折のため抜歯することに。
 補綴するうえで患者さんの希望は犬歯を触りたくない。
 術者側からみればブリッジの支えとなっている小臼歯および
 大臼歯はしんどそう。少しでも負担が軽くなればと
 いうことでインプラントを計画しました。
 歯槽骨の状態が悪いため抜歯と同時に歯槽堤保存術
 (リッジプリザベ-ション)を施術しています。
 
 その評価を支台歯の歯根膜の状態で判断しようと
 現在も経過を追っていますが、咀嚼側が極端に右側と
 いうこともあり力の要素から開放されているようには
 見えません。それだけにインプラントには欠損拡大の
 防波堤として期待しているのです。



      

2013.10.20
倍返し
  
 水草の繁殖力はすごい。

 半分に分けて違うバケツにいれておいてもしばらくすると

 分ける前と同じ量になっている。ポケットの中の

 ビスケットみたいだ。倍、さらに倍。それもまた倍。

 分けたら増える。  倍返しだ!!


                     ハア~苦しい・・・。



      

2013.10.7
努力賞
  
 長きにわたる通院、プラ-クコントロ-ルの頑張りの結果、歯肉は
 見違えるほど生まれ変わりました。
 さぁ、これからが本番です。生体の変化、とりまく環境の変化の中
 起こりうる術後のトラブルに対して如何に迅速に対応できるか。
 やっと一息つけたのに通院の再開、全体の設計の見直しは
 本意ではありません。
 どれだけ親身に誠意を込めて治療してくれたことが
 わかってたとしても自分が患者さんの立場なら術後対応は
 スム-ズがいいに決まっています。
 努力賞は患者さん側にはあっても術者側にはないのです。




      

2013.9.25
続・問題提起
  
 2012年8月にブログにのせた症例発表から1年。
 昨夜はその症例の続編でした。
 垂直的に動揺している歯の価値について患者さん、
 衛生士、ドクタ-の思いのずれが再度議題にあがりました。
 ケチのつけようのないブラッシングが左下第二大臼歯の保存の
 可能性を見出したい患者さんの強い思いをあらわしています。
 その気持ちに寄り添って本人の納得いくまで経過をみようと
 ゆずらない衛生士。感情に流されず現状を
 冷静に診断するドクタ-も必要ではありますが・・・。

 筋書きのない物語はまだまだ続きますが玉虫色の状況に
 最近近心側にみえてきた白線様のものが終止符を
 うってくれるかもしれません。





      

2013.9.23
サ-キットの狼
  
 特別くるまに熱いわけでもないのですが、この種のくるまを

 撮っているとス-パ-カ-ブ-ムの頃を思い出して

 ノスタルジックな気持ちになります。このアングルは

 当時のホリデーオ-トに載っていたものを真似したものです。

 風吹裕也も早瀬左近も還暦を迎えた頃でしょうか。




      

2013.9.15
笑顔
  
 どこの世界でもおっかない人って、怒った時の怖い顔と

 子供のような笑顔とのギャップに惹かれるんですよね・・・。




      

2013.9.4
ホワイトニング
  
 恒例の夏の合同勉強会。

 懇親会の席で低見塾の須崎明先生からホワイトニングを用いて
 歯周病や虫歯を予防したり、リコ-ル率をあげる一助にしている
 といった話をお聞きして興味深く思いました。
 自分が臨床にホワイトニングをとりいれ熱くなっていた十数年前
 とは随分位置づけが変わってきているという印象をうけました。
 
 ホワイトニングを医療として捉えるためには、角度の違う視点を
 我々がもつところから始める必要があるようです。




      

2013.8.26
にわか農園⑤
  
 大雨がさった夕刻、ひざしがさしてきたので収穫開始。

 なすびの写真ばかりやとお思いのみなさん

 よほど嬉しいみたいなのでお許しを。

 連日の猛暑のなか水をきらさなかったことが

 勝因だと考えています。
 
 それにしてもインプラントで検索しても全くあがってこない

 早田歯科医院が「にわか農園」ですぐにヒットしてくるとは

 なんの為のHPなのでしょう・・・。





      

2013.8.22
オラの夏休み
  
 肌が焼けているので患者さんからよく聞かれるのですが

 海外なんか行ってません。ほとんど家の周辺・・・。


 真夏のヒトコマ。それぞれ書きたいことがあったのですが、

 旬を過ぎました。。。




      

2013.8.16
時は金なり
  
 ユニバ-サルスタジオジャパン・・・。

 ハッピ-サプライズサマ-!!

 最高の夏休みをあなたに。




      

2013.8.5
水平垂直歯根破折
  
 外傷のためとびこみで来られた患者さん。
 特に右上前歯の歯冠部の損傷がはげしく、埋もれた破折部分を
 歯肉縁上までエクストル-ジョンで引っぱりあげました。
 ところが歯根表面に縦の破折線が・・・。
 しばらく様子をみていましたが不快症状がとれないため
 再植にふみきりました。破折線は根尖まで達しており
 ス-パ-ボンドで接着後180度回転させて元の位置に
 戻しました。

 術後1年、問題なく経過していますが再植の是非が問われるのは
 まだまだこれからです。




      

2013.8.2
田園カフェ⑧
  
 ネットで検索。

 ◎モデルに大人気!女子力アップ!天然はちみつ!
 ◎アンチエイジングはちみつと言えばやはり天然100パ-セント!!
 ◎天然ハチミツ、アンチエイジングで若返れ!
 ◎極めよう!天然ハチミツでビュ-ティ-!!

 おみやげに頂きました・・・。恐縮!!!




      

2013.7.27
なんてたって

 天野春子さん。三途の川のマ-メ-ド・・・

 なぜ同じレコ-ドがふたつあるのかは

 ご想像におまかせします。




      

2013.7.16
丑三つ時

 二日間泊まり込みで「臨床歯科を語る会」に参加してきました。
 最終日の夜、日付が替わったころに解散の指示があり
 部屋にもどりました。

 のどの渇きで目が覚め自販機に飲み物を買いにいったところ、まだ
 あちこちの部屋から臨床談義が聞こえてくるではありませんか。
 
 草木は眠っても熱い臨床家は眠らないんだ!と触発されながら
 しずかに床につきました。




      

2013.7.7
歯列のほころび

 エンドペリオ病変をもっていた患者さんが検診に来られたので
 経過をみるためにデンタルX線写真を一枚撮らせてもらうことに。
 腫張と排膿を繰り返していた以前の姿はそこにはなく
 何事もなかったかのように第二大臼歯は写っています。

 最後方臼歯があたりまえのようにあるあたりまえの歯列。
 そのありがたみは失くしてわかる平凡な毎日のようです。




      

2013.7.1
にわか農園④

 ミニトマト・・・難易度1 初心者家庭菜園むき。
              自信をつけさせるためになくてはならない。

 パプリカ・・・難易度3 玄人がやっても育たないことも。
              調子づかせて今後無謀な挑戦の伏線に。
              
 ナス・・・・・・難易度5 鼻っ柱をへしおるのにもってこい。
              管理がむずかしく実のなる気配なし。

 ピ-マン・・・難易度2 早い段階で結果が読める。
              きゅうり収穫の時のような感動が欲しい。 




      

2013.6.23
守備範囲

 ゴアッテクスのメンブレンの在庫をみて代替え品を探すため
 重い腰をあげることにしました。
 診療休んでミラノ大学の教授がおこなったバイオガイドのセミナ-
 に参加してきました。
 会場には雑誌でよくみる先生方の顔も多くみられ注目の高さを
 感じさせます。

 収穫といえば材料の良しあしより自分の守備範囲の線引きを
 あらためて考える良い機会を頂いたということでしょうか。




      

2013.6.19
イス

 イスのはなしができる数少ない一人、当院に出入りされている

 業者さんから診療後にコレクションを見せてもらいおおいに

 盛り上がりました。部屋の中で脇役にさせないその存在感は

 イスは座り心地だけでなくデザインをみて楽しむものだと

 あらためて思いました。

 自分はというとコレクションなどなく、写真に写っているのは畑か

 昆虫くらいです。




      

2013.6.14
にわか農園③

 葉っぱを食べつくすアブラムシ連合軍に対して外人部隊を

 放ちました。思惑どおり縦横無尽に動きまわりwinwinの関係が

 できあがりました。なんとも頼もしい☆


 あくる朝そこには一匹の姿もありません・・・あいつら~




      

2013.6.8
にわか農園②

 耕したあとはもちろん種をまくのですが、待望の新芽を天敵の

 ナメクジがねらっています。ナメクジの背がとどかないところまで

 成長するまで気が気ではありません。

 それでも害虫との戦いの序章にすぎないということです。




      

2013.6.8
にわか農園①

 田園カフェに感化されて、土を耕しはじめました。

 しかし基本ができていないせいかいろいろと苦労するはめに・・・

 陽の光をもとめて畑が動きまくります。
 
 しっかりと計画を立案し最終像をイメ-ジしなければ余計に

 時間と手間がかかります。

 いきあたりばったりではうまくいかないのです。




      

2013.5.29
拠り所

 吸収していたりヒモ状の顎堤になっていたとしても
 犬歯の位置に支えがとれれば安定した経過をたどることができます。
 歯列のコ-ナ-に存在しているという点が効いているのでしょう。

 下の2例はインプラントがはいっていますが出来れば天然歯が
 この場所に残っていく欠損の流れをつくりたいと考えています。
 補綴の際、犬歯への介入を出来る限り避けることこそがその第一歩です。
 




      

2013.5.22
回復力

 「歯周病の治療のためにタバコを少し減らせませんか!?」
 といっても生活リズムのアクセントとなっている喫煙を止めてもらう
 ことはとても難しいものです。
 そんな修飾因子をもった歯周病の患者さん。8年という長い期間を
 経て得られたX線像が下の2枚です。力の影響がないため
 炎症因子の除去を目的としてメインテナンスを続けていきました。
 初期治療の歯肉の反応がもうひとつだったため、少し手詰まりな感が
 ありましたが久しぶりにとったX線像に期待以上の経過がみられました。

 外科処置なしでの骨の変化に、まだまだ自分には歯根膜の質をよむ
 ことは難しく長いスパンでみていってあげる必要性を感じました。
 さらに歯牙の一生を左右する予知性ともなれば、それ以上に
 時間をかけた観察のもとに判断がなされるべきでしょう。




      

2013.5.12
背中

 我が国の変化を高度経済成長期からずっと見続けてきたその背中。

 無表情なその顔はいまの日本の現状に何を思う。。。




      

2013.5.3
田園カフェ⑦

 そして真打登場。山の達人曰く、掘った直後にすぐに網焼き。

 たけのこ本来のうまみが凝縮され逃げない。

 その香ばしさといったら◎◎◎  調味料の出番はありません。


 前日はベ-コンレタスバ-ガ-セットでした・・・。




      

2013.4.30
田園カフェ⑥

 フキ、わらび、こごみ。

 春野菜を食べることによって口の中に春が広がります。

 前日はマクドナルドでした・・・。




      

2013.4.24
嵐が去るまで

 咬合力のそれほど強くない患者さんの臼歯部に突然トラブルが起きはじめ
 ました。患者さんをとりまく環境の変化が要因のひとつとして考えられます。
 立て続けに起こる歯根破折は力の問題からくるものでしょう。
 
 異常ともいえる力の猛威に対して歯医者がとるべき策としては意見が
 分かれます。自分は積極的に介入せずに、ねちっこく往生際悪く歯の
 保存を試みながら時間が経つのを待ちました。
 幸いこの患者さんは環境が落ち着いて現在はゆるやかな経過をたどって
 います。
 
 反対側の大臼歯も1本失っているので5年で2.5本歯を喪失しました。
 対応が後手にまわっているとの指摘もあるかと思いますが、積極的に
 支持を増やすことが嵐の中の異常な力を引き出す可能性もあるわけです。




      

2013.4.15
美しさ

 週末は金子一芳先生主宰の臨床研究会「もくあみ会」があり参加
 してきました。東京への道中、あまりの富士山の美しさに思わず
 一枚撮りました。

 日曜日は歯列の中の犬歯の重要性に改めてつきつめた内容でした。
 最後に一人の先生が症例発表をされたのですが、とても素晴らしく
 治療の流れ、プレゼンの構成、何より画面の美しさに目を奪われました。
 その差に奮起というよりは少し落ち込み気味の帰り道・・・
 いつのまにか富士山を通り過ぎていました。         じぇじぇ。




      

2013.4.3
計画変更

 弱っている欠損側支台歯の助けとして前歯部にインプラント埋入を計画。
 しかしインプラントをするにはその場所に骨の厚みが必要となります。
 そこで患者さんの承諾をえて骨を増やす手術を施しました。
 下の石膏模型を見てもらえばわかるように骨は増やせるのです。
 
 
 
 骨の厚みが落ち着くまで一年近く仮歯で経過をみていると左上の支台歯
 が息をふきかえしました。結局、負担軽減といった大義を失ったインプラント
 の施術は見送ることになりました。
 



      

2013.3.30
ゆきゆきて三重④

 俳人曾良は師の松尾芭蕉と別れて伊勢の国に向かう際に
 ゆきゆきて~と一句詠んでいます

 伊勢の国は飾り気のない自然で圧倒してきます。進めば進むほど
 その奥深さに魅せられシャッタ-をきりたくなるのです。
 



      

2013.3.28
ゆきゆきて三重③

 今回の合宿の目玉として伊勢神宮にお参りしました。
 今年は20年に一度の式年遷宮という神様のお引っ越しがあるということで
 すごい人で大混雑。なかでも半分ぐらいは若者たちです。
 ねずみのマスコットや派手なアトラクションがなくても
 これだけの人が集まるんだとすこし日本人を見直しました。
 
 贅沢にも村田先生が用意してくれていたガイドさんから作法や歴史を
 学びながらのお伊勢さん巡り。そのことがより一層神聖で厳かな気持ちに
 させてくれました。
 
 最後にある企画の成功を願って全員で御祈祷していただきました。
 



      

2013.3.26
ゆきゆきて三重②

 伊勢→鳥羽→伊勢→松坂。
 そんな分刻みの大移動も地元の人間がいるからこそのなせる業です。
 無駄のない動きのおかげで三重の魅力を余すところなく堪能できました。

 シビアな臨床談義も鳥羽の自然が充分緩衝してくれます。




      

2013.3.25
ゆきゆきて三重①

 毎年恒例の勉強合宿。今年は三重県ご開業の林尚史先生と
 村田幸一郎先生が企画準備をしてくれました。

 天気もあやしく成功するかどうかは神のみぞ知るところです。



      

2013.3.6
違和感

 昨日の夜から右下に違和感が・・・
 いつもと違う「うん!?」という感じを患者さんはこう表現されます。
 
 症例検討会でも違和感という言葉はよくつかわれます。
 「うん!?あなたの論じていることはそのまま聞き流せないよ。」
 といった感じです。

 大好きな木のシルエットの写真を撮っていたら「うん!?」
 左スミに工業用地が・・・。
 その違和感が妄想壁の自分を南国気分から遠ざけます。




      

2013.2.23
さすけねえ

 さすけねえ=かまわない

 「八重の桜」での会津弁には最初とまどいましたが、かなりヒアリング
 できるようになりました。というか何故か耳に心地いい・・・。

 自分の知っている福島の先生に心のあたたかい方が多いせいか、
 言葉じりからもあったかくやわらかい印象をうけます。

 ゆえに純真で武骨な会津藩士に気持ちがはいり、この先の展開がとても
 つらいです。




      

2013.2.17
朝がまた来る

 予期せぬ歯根破折によって補綴物の再製作を余儀なくされても、

 患者さんから待ち時間に対してお叱りをうけても、

 スタッフの多くが風邪でダウンしたとしても、


 朝は必ずやってくる。



      

2013.2.6
太陽電池

 ”即位60周年記念モデルでなんと特別にティアラとブロ-チがついてるん
 ですよ”といわれるがままに購入・・・太陽電池で手が動くすぐれものです。

 最近の腕時計も太陽電池で動くものが多くなってきています。
 宮崎駿演出の未来少年コナンでは太陽エネルギ-をとりあってましたが
 あれは確か2008年のこと。とっくに過ぎましたが、少しずつでは
 ありますが流れは出来つつあります。
 


      

2013.1.30
アイデア

 カフェに行くとこういうレイアウトにしたらもっとお客さんが来るのにとか
 こういうメニュ-にすればもっと喜ぶのにとか、アイデアが泉のようにわいて
 きます。しかし当院の増患対策ともなると全然でだめで、自分のスタイル
 と何か違うとか医療じゃないとかすぐに打ち消してしまいます。

 行列のできる経営戦略セミナ-に参加しても全て打ち消してしまいそう
 です。年々ガンコおやじに向かっているのがわかります。
 




      

2013.1.22
ダイオウイカの涙目

 人それぞれ興味の対象は違うと思いますが

 私はダイオウイカの目に興奮します。





 ブログを更新し続けるには根気と適度なしょ-もなさが必要です・・・。




      

2013.1.13
空耳

 おかげさまで子どもの患者さんが多い当院。何人かを立て続けに
 診ていると間にはいったこわもての中年男性の患者さんにも思わず
 「お口あ~んして。」
 「べロさんどけて!」
 きわめつけは、ゆすいでもらう際に 「ぐちゅぐちゅぺ---して!」
 聞こえていないのか、あるいは聞こえていてスル-してくれているのか
 何ともいえない間がそこに生まれます。
 この場を借りて弁明したいのですが、おじさん達100%このブログを
 見ていないでしょう・・・




      

2013.1.6
007

 ダニエルクレイグはイギリスというかロシアのストイックな諜報部員
 みたいだし・・・
 やっぱりユ-モアのセンスがあるロジャ-ム-アかな。。。
 でもピア-スブロスナンのほうがスマ-トで色気があるし・・・
 でもボンドの代名詞といえば王道のショ-ンコネリ-みたいなところも
 あるし・・・
 でもダニエルクレイグにはスパイの悲哀が漂っているし・・・・・・・・・

 


      

2012.12.30
わすれもの

       今年の夏ごろに待合室で・・・

       君がとりに来るのを来年も待ってるよ



       年始は5日(土)からだからね

 


      

2012.12.27
ノブ

 真鶴にあるトンネルの上の金子先生の別荘は立地はもちろんのこと
 建物の造形から構造まで細部にまでこだわり抜いてて圧巻です。

 中でもドアノブは遊び心満載で一番好きなところです。
 金子先生が世界を旅された際のイメ-ジや記憶が建築に
 反映されているためか、そのひとつひとつが個性を主張してきます。
 



      

2012.12.24
雨のち晴れ!?

 この2連休は金子一芳先生の別荘で、火曜会、無門塾、しんせん組の
 何人かで合同勉強合宿がありました。

 昼から夜までと朝起きてから昼までぶっ続けの臨床談義。
 過酷なスケジュ-ルもおいしい食事と家主さんの笑顔さえあれば
 へっちゃらです。



      

2012.12.9
曖昧さ!?

 「原発はいつゼロに??」「可及的速やかに!」「それは曖昧だ!!」
 党の代表が論戦をくりひろげています。
 
 この間、半永久的の無責任さを書いたばかりですが、自分はよく
 可及的という言葉を説明に使います。
 出来る限り努力する、最善を尽くすというニュアンスなのですが
 受け取り側としては曖昧に聞こえるものなのかと少し考えさせられました。
 要はその言葉にどれだけ気持ちがこもっているかということですが
 その判断材料として結果が問われることは仕方がなさそうです。
 



      

2012.12.5
忘年会

 貸切でひと足はやくクリスマスディナ-をごちそうになりました。
 
 サンタはまだ服も着替えてないでしょう。 

 


      

2012.12.2
レント

 ミュ-ジカル「レント」の再演や江口洋介の缶コ-ヒ-のCMのBGM
 などで最近シ-ズンオブラブ♪をよく耳にします。

 昔いろいろと教えてもらった川口竜也さんが飲みにいった時も
 更衣室でもトイレにいく時でさえもよく鼻歌で口ずさんでおられたのを
 思い出します。
 今やミュ-ジカルスタ-の道をばく進中です☆




      

2012.11.21
曖昧さ

 毎日栄養ドリンクは欠かせません。
 ラベルに妙な表示が・・・。果汁10%未満!?
 0%や1%でもそうだし、むしろ30%未満ぐらいと書いてもいいのでは。

 先日の患者さんとの会話で「インプラントは永久的ではないということ
 ですが、半永久的ではあるんですよね。」という質問がありました。
 永久か、そうでないかしかない答えに苦し紛れの常套句の曖昧さは
 医療の中にあってより罪深さを感じます。




      

2012.11.14
鵜呑み

 接着性レジンという接着材の登場でオ-ルセラッミクスが可能になり
 臨床が大きく変わりました。メ-カ-のいわれるままの手法で
 現在のところは概ね問題は起きておりませんがまだまだこれから
 というところでしょう。問題なのは材料について何の疑いも持たず
 使用しているところです。
 最近でた材料にはかなり注意深くなり、いろいろな先生方の臨床例を
 拝見してからでないと食指は伸びませんが、何にでも疑ってかかる
 というのはヒトの体を預かるものとして必要なことかもしれません。

 とは言っても出勤前、朝専用!!なんてうたってあるとその缶コ-ヒ-を
 何故かわからないまま買ってしまいます。




      

2012.11.4
動揺している歯の価値について

 動揺している左下前歯にバネをかけた義歯。安定するはずもなく義歯
 の不具合に1年間を費やしました。患者さんから抜歯の要望が
 あるまでいたずらに時間が過ぎていったような気がします。
 そして総義歯製作後なんと5年間何の連絡もなく、つい先日入れ歯の
 汚れを気にされて来院されました。
 患者さんは希望どおり歯の保存につとめてもらい、その後義歯の調子は
 いいと真に結構なことなのですが何か釈然としません。
 ここまで義歯の調子がいいということは2次固定により前歯は救えた
 かもしれない・・・(そのころはテレスコ-プの引き出しがなかった)
                       
 動揺している歯の価値も術者の力量によってかわってくるといったところ
 でしょうか。




      

2012.10.24
田園カフェ⑤

 以前ある先生が日が沈む寸前の明るさが気にいっていると言われて
 いました。ほんの数分ですが本当に刹那的であり時が止まってくれたら
 なんて考えてしまいます。
 その神秘的なパノラマは自然が作り出す澄みきった空気の演出に
 ほかなりません。
 そして静かにわらぶき屋根に灯りがともります。
                       



      

2012.10.24
田園カフェ④

 >これは何ですか!?

 >これは丹波黒大豆の枝豆だね。ここの地形と気候からしかできない
  特産品だよ。

 >黒いというのは乾燥もしていないのに皮をむくと中のマメがすでに
  黒いということですよね。

 >あたりまえだね・・・。

                       



      

2012.10.16
田園カフェ③

 >キュウイがたくさんなってますね♪

 >キュウイでなくてキウイだね。つくるのは簡単だよ!
  むずかしいのは収穫時期。これはもう少し待ったほうがいいね。

 >栗なら収穫時期はひと目でわかりますよね。

 >あたりまえだね・・・。 

                       



      

2012.10.13
田園カフェ②

 ☆少しの車での移動で明らかに空気の酸素の量が違ってきます。  
  日頃のストレスから癒しをもとめられる方には是非オススメです。

  虫の鳴き声や鳥のさえずりなどの自然のBGMは録音して、
  通勤電車の中で聞いてやろうかと思うほどです。

  調味料を使わない秋の味覚のオンパレ-ドはその空間と連動し
  季節を思いっきり堪能できます。

  今度は会社の同僚と大勢で来る計画をひそかにたてています!

                            (宝塚市 男性 H・T)



      

2012.10.13
田園カフェ①
 
 ☆雰囲気5.0         ☆景色5.0
 ☆サ-ビス4.0        ☆空気5.0
 ☆CP4.0           ☆自然のBGM5.0

 お客様の混み具合によってはお声をかけさせてもらうことがあります。
 皆さまが気持ちのよい時間が過ごせるようより一層の努力をして
 参ります。
  



      

2012.9.26
取捨選択
 
 情報が氾濫する中、では何を基準に臨床に取り入れていくのか・・・
 自分の場合は経過がしめされているかどうかが重要なポイントです。
 それは長ければ長いほどいい。。。トラブルなんかを提示されていれば
 なお有難いのです。

 長期経過症例をお願いします!といわれても、すぐに出来るものでは
 ありません。その中で経過良好なものとなると、さらに難しくなるでしょう。
 そんなフィルタ-を通して見ると情報はおのずと少なくなっていきます。
 (自分の場合は・・・)
 
 最終補綴時の正面観の写真とレントゲンだけでは鑑賞のイキを
 出ません。美術作品をみているようなものです。(自分の場合は・・・)




      

2012.9.18
時間軸
 
 経過観察をしていくうえで定期的に時間軸で輪切りにすると口腔内の
 歯肉や骨の変化、補綴物の変化など様々なものが見えてきます。

 歯科雑誌も10年以上経つと先頭を走っている先生方の論じていることにも
 微妙なニュアンスの変化がみられます。
 たとえばそれは新製品の経過があらわれ始めたり、流行りが去ったり、
 いちばん影響が大きいのがマスコミや世論の動向でしょう。
 
 月ごとに情報が氾濫する中、自分のめざす臨床というものを頭の中に
 ある程度確立しておく必要性を感じています。

 リ-ダ-がブレたら、背中を追っている歯科医も当然ブレていくでしょうが
 患者さんは軌道修正できないのです。





      

2012.9.16
ガラス張り
 
 新装開店した診療所の見学に。
 技工に対してこだわりをみせる友人ですが、このレイアウトには
 恐れ入りました。受付の真後ろがガラス張りの技工室になっています。

 順番待ちの患者さんがどのように作られたものが自分の口の中に
 入るのか興味津々でのぞかれています。
 技工士の先生方も手打ちそば職人といっしょで自然と作業にも気合が
 入るってものでしょう。

 価格をおさえるために他国への外注を選択する歯医者が増える中、
 あえて院内技工をアピ-ルするいまどき硬派な歯科医院です。




      

2012.9.6
VS

 VSと言えば古くは「ゴジラVSモスラ」「アントニオ猪木VSウイリアムス」など
 凄まじい死闘が思い出されます。

 iPad による説明様ツ-ルのカテゴリに「インプラントVS義歯」
 「インプラントVSブリッジ」などの文字が並びます。
 適材適所に用いればそれぞれの良さが生かされるはずなのに味方
 同士で戦わせてどうなるのでしょう。それでなくても口腔内は四方八方
 敵だらけなのに・・・。

 よくあるインプラント誘導ツ-ルにならないように気をつけなければ
 なりません。



      

2012.9.1
風あざみ

 8月も終わり、過ぎゆく夏を惜しみつつ・・・
 新潟の三上 諭先生に頂いた枝豆の最後の残りを惜しみつつ・・・
 この夏を回顧しながらビ-ルと一緒に頂きました。

 ~今年の夏は冷たいものをいっぱい食べて、何回もお腹こわして
   たくさん正露丸をのんだなぁ~~~



      

2012.8.28
問題提起

 院内勉強会。下のような問題提起がされスタッフ全員で議論しました。
 初期治療をえて残すことができた歯にはスポットライトがあたりますが、
 保存が厳しいと宣告する歯についてはふれられる機会が少ないと
 思います。
 救ってほしいという気持ちで来院した患者さん。その気持ちによりそって
 ブラッシング指導をしてきた衛生士。咬めないという現実に
 向き合わなければならないドクタ-。特にドクタ-は写真と資料という
 客観的目線でものをいうので、もう少し患者さんの立場にたつように
 求められました。
 3者3様の思いが交錯し、答えがみつからないため焦らず経過を
 追っていくことになりました。まさに理想と現実の狭間です。

 ケ-ス自体は日が浅く起承で止まっていますが、転結が加わった際には
 今後の指針にもなりうる意味のあるものになりそうです。





      

2012.8.26
ど真ん中勉強会②

 4症例を発表し5時間のディスカッション。
 今回は挙上というテ-マに絞り込み議論をかわしました。
 咬合挙上の是非というよりも積極的介入か、できるだけミニマムな治療に
 とどめるのかがポイントになったような感じでした。
 自分も発表し、低見塾の重鎮吉木、前岡両先生にご意見を頂きました。
 8月の準備期間が少しだけ報われたような気がします。
 懇親会でも臨床談義はつづき熱い暑い名古屋の1日が終わりました。



      

2012.8.26
ど真ん中勉強会①

 名古屋の真夏の祭典、ど真ん中祭りが盛り上がりをみせているころ。
 そのすぐ近くの会議室で低見塾としんせん組の合同勉強会が開かれ
 ました。自分はどちらかというと舞台で踊るほうが得意なのですが、
 照りつける太陽の中、祭りの熱気をしり目にうす暗い会議室へと直行する
 のでした。



      

2012.8.11
老舗

 キタにある業界人御用達のバ-に連れていってもらいました。
 カウンタ-だけの小さなお店を取り仕切る千頭さん。
 多くのお弟子さんを輩出されてその道では知る人ぞ知る方なのだ
 そうです。品格ただようその立ち振る舞い、それでいて控え目なト-ク。
 昭和に惹かれる自分にはここの空気感がなぜか心地よいのです。

 「若いバ-テンダ-はファッションや形にばかりとらわれすぎていて
  バ-の本質をわかっていない。」
  うん!?  なにかどこかで聞いたような・・・。
 
 今度は一人で行ってみようと思います。




      

2012.8.4
宝塚の花火

 窓から花火。 缶ビ-ル片手に。

 暑中お見舞い申し上げます。





      

2012.7.25
臨床実感

 ~ つなぐことへの期待と不安①~の文章のある部分がひっかかると
 いうことで林康博先生からメ-ルをいただきました。
 あまりに深く私だけで秘めているのはもったいない思いましたので抜粋して
 少しだけ掲載させてもらいました。


 臨床実感とはケ-スだけで見た「感覚」の様なものです。
 私の場合54装置とサンプル数は少ないのですが、きちんとした数字
 をだしていますので、あくまで臨床実感ではなく「研究」と言って良いと
 思います。そのように「臨床実感」と「研究」は天と地ほどの差があります。

 これまでケ-ス(臨床実感)だけで物をいってきた「語る会」ですが、
 もうそろそろ結果をちゃんと数値で出すステ-ジに入るべき段階である
 と思っています。

 
 最後の一文は私のような一兵卒の願望でもあります。
 失敗症例を率先して提示してきたこの会だからこそはじきだされたデ-タは
 より信頼性のおけるものになるのではと期待がふくらみます。
 その突破口が先のKA367ということになるでしょう。

 ますます一般読者を無視した展開に拍車がかかってきましたが
 このブログのひとつのウリとしてご理解ください。





      

2012.7.18
つなぐことへの期待と不安②

 今回は4回にわたって私見を述べる予定でしたが、金子先生から
 「つなぐのであれば、その部位を囲む全顎的条件を考慮する必要があり
 それによって全体設計を変えるべき」というあたたかいご指摘を
 頂きました。
 準備不足、再考の余地がありそうなので、このシリ-ズはいったん
 此処で打ち切りにします。この一般読者を無視したスピ-ディ-な展開
 はこのブログならではのウリだとご理解ください。

 最後にメ-ルで頂いた熊本の林康博先生のつなぐことについての
 現在のお考えを掲載して終わりにしたいと思います。
 (本当はまとめに使おうと思っていた。)

 必ず3回目をやる予定ですのでその時はよろしくお願いします。


 ●欠損があれば、インプラントと天然歯を連結しても問題は起こりにくい

 ●問題が起こらない原因は、メタルの変形にあると思われる。

 ●欠損がない状態でインプラントと天然歯を連結すると問題が起きやすい




      

2012.7.15
つなぐことへの期待と不安①

 今年の語る会で一番注目していたのはインプラントと天然歯の連結に
 関するコンセンサスが得られるかというところです。
 語る会では最小限のインプラントで最大限の効果を模索している経緯
 があります。となると天然歯との連結の問題がクリアになれば直接
 その目標に近づくことになるでしょう。

 しかし分科会ではもうひとつ霧が晴れず、結局延長戦として懇親会を
 駆けずり回ることになりました。

 下地・仲村両先生は、連結に対しては慎重派。やはり被圧変位量が
 ちがうものは天然歯同士でもつなぐべきではないとのことです。

 林・藤関両先生は連結に期待をよせています。
 林先生は多くの症例の経過をきちんとした数値でデ-タとして示されて
 いますし、藤関先生はその是非について論文を書かれています。

 
 自分はというと下の経過年数だけみればどうしても期待してしまいます。
 



      

2012.7.10
KA367

 語る会の全体会では金子一芳先生が新しい欠損補綴の概念KA367

 を遂に披露されました。

 これからは全国行脚、執筆活動と新たな展開を期待していますが、

 さびしい発言も少しだけされています。

 現在の歯科界の現状がそう簡単にゆっくりさせてくれるとは

 思えませんが・・・。

 


      

2012.7.8
モリイゾウ

 週末はどっぷり「臨床歯科を語る会」。

 今回はたくさんの先生方と語る機会を得ました。

 


      

2012.6.27
二次固定の威力②

 右のレントゲンで抜歯はまず考えられない。
 歯槽硬線がはっきりするのも時間の問題でしょう。

 義歯の調子がいいほど二次固定は威力を発揮します。
 顎位は左側の臼歯部で決まってますから、犬歯の動揺がおさまっていく
 につれて義歯はさらに安定していくはずです。

 しばらくは慣れ親しんだ義歯で様子を見ていくことになりました。
 総義歯を見据えたという側面は影をひそめはじめています。




      

2012.6.27
二次固定の威力①

 バネのかかっている左上の犬歯がグラグラなので抜歯してほしいと来院。
 歯槽骨が根尖付近まで吸収しており、咬むごとに痛みがあるそうです。
 しかし義歯があわないということではないらしく、なるほど左側の頼りない
 臼歯部の咬合支持も咬合高径の維持に一役かっているようです。

 そこでグラグラな犬歯の歯冠歯根比を改善すべく、神経をとって歯冠を
 落としコ-ヌス様のコ-ピングにしてそのままレジンで外冠をつくりました。
 いわゆる二次固定によって犬歯の保存をこころみたのです。




      

2012.6.25
道場やぶり

 水道工事のため休日出勤。何度も鳴る電話に仕方なくでると、

 「私、歯科医師の○○と申しますが現在開業地を探しています。

  早田先生のされている場所は実にいいですよね。

  譲っていただけませんか?」  (ええ~~~☆×¥!?)

  あまりに唐突な申し出に私の返答は、

 「すみませんが自分が治療した患者さんの経過をずっと追っていかない

  といけないのでこの場所を離れるわけにはいかないんです。」

 「わ、わかりました・・・。」 こんな型破りな先生でも術後経過の大切さ

 に異論はないようです。




      

2012.6.24
魔女の宅急便

 「最近ブログが書けないの・・・。」
 「とにかくジタバタしてみる。書いて書いて書きまくる!」
 「それでも書けない時は!?」
 「何もしない。風景を見たり、散歩したり。そしたら急に書きたくなる時が
  やってくる。」

 「ホント!?」



      

2012.6.15
新進気鋭

名古屋での勉強会。唯一の技工士会員である鈴木宏輔先生の講演でした。
あっという間の一時間、歯科医師側がどんなところに気をつけて技工士側
へ何を情報伝達をすればいいのかを軸に話が膨らんでいきました。
でも何より我々に伝わったのは、歯科技工に対するストレ-トな情熱でした。
今更ですが、こだわりとは労を惜しまないということがよくわかりました。

また歯科雑誌等で注目されている理由もよくわかりました。




      

2012.6.9
放送事故





      

2012.5.27
個別対応

破壊的な力に対して個々の歯牙!?が自分の身を守るためにもがいた
結果です。この状況になってやっと落ち着いたといったところでしょうか・・・。
咬合面材料の選択には未だに迷いが生じます。最大公約数は金属だと
思うのですが、それでもレントゲンで6番の歯根膜は悲鳴をあげています。
インプラント部分を金属で補綴していればオ-バ-ロ-ドの像がでたかも
しれません。

咬合面材料までもがその歯牙の歯列のポジションによって個別の対応を
必要としているのです。



      

2012.5.16
口腔内写真指導料

ブログで何度も取り上げる克服しなければいけない壁、口腔内写真。。。
ミラ-を入れられてみてはじめて患者さんの気持ちがわかるというもの。
いかにテンポよく撮影していくかがポイントです。

先輩が横から手とり足とり、これぞ正に歯科衛生士実地指導です。



      

2012.5.12
エンディング

名古屋での勉強会。長谷川 善弘先生が「咬合挙上」を、村井 裕介先生が
「ペリオ」をテ-マに発表されました。両先生とも考えながら一つ一つ丁寧に
治療ステップがふまれており見習うところが多々ありました。
特に力の強い患者さんを挙上した10年以上長期経過報告は雑誌では滅多に
お目にかかれません。それだけに考察にも説得力を感じました。

かくいう自分も「咬合挙上」をテ-マに発表することが決まっています。
しかし術後経過が短いぶん迫力不足はいなめません。挙上はできるだけ
避けたほうがいいことは誰でも知っています。そんな中やむを得づ挙上
したケ-スでは、治療終了後からが生体との本当のかけひきがはじまる
ものだと考えています。
最終補綴をいれて口腔内写真を撮ってピッカピッカの症例に仕上がった
としてもエンディングテ-マは流れてこないのです。





      

2012.5.2
思い込み

テレスプ形態の仮義歯をいれ残根の保存を探っていたのですが、
どうも調子が良くない。食事をすると痛みがでるそうなので、咬みあわせを
ゆるめたり粘膜面を削合したりして対応していたのですが、いっこうに痛み
がとれません。日に日に粘膜面はボコボコのイレギュラ-な形になり
情けないことに患者さんのほうで安定剤のあつみをかえて使用されていた
そうなのです。
するとまったく咬みあっていない8番のインレ-が脱離した途端、ウソのように
ピタッと痛みが止まりました。人工歯も配列していないですし、
クリアランスが十分あるにもかかわらずです。

思い込みは時として診断能力を鈍らせます。犯人捜しに行き詰まった際には
あらゆる可能性を考慮した捜査の洗い直しが必要であることをあらためて
勉強させてもらいました。




      

2012.4.25
三日坊主返上

 負けないこと。

 投げ出さないこと。

 逃げ出さないこと。

 信じぬくこと。             

                            それが大事。。。



      

2012.4.18
難易度

「先生にとってこの症例の難易度は!?」
勉強会でよく耳にする質問です。きょう取り上げる話は
診療が終わってからの話ではなく患者さん側の要素を排除した
レントゲンを見ての診断、つまりは初診時における難易度です。
すれちがい咬合などは誰がみても難症例ですが多くはその得意分野が
反映された経験値にともなったものになります。
試合も始まっていないのに手ごわいかどうかを分析するのはあまりに
漠然としていて違和感を感じていました。
しかし崩壊のチェックリストの項目にあてはめれば術者に関係なく
自然と難易度が見えてきます。

机上の空論となるのか?はたまた臨床の現場でも同じことが言えるのか。
症例の議論そのものがすれちがいにならないように金子先生の指針を活用
していく必要があります。



      

2012.4.16
おみやげ

臨床では患者さん側の要素を考慮した個別対応が必要となってきます。
とはいっても背景や性格は何回かの診療のなかでみえてくるもので
治療計画の立案は待ってはくれません。
特に咬合崩壊のステ-ジはとっかかりの入り口を間違えるとゴ-ルは
まったく違ったものとなります。
週末は東京でもくあみ会があり金子一芳先生が考案されたその指針
となるツ-ルをいただくことができました。
以前にも書いたように、もともとレントゲンと金子先生の症例集を照合させて
治療方針をたてていた経緯があるので、ツ-ルはその作業をよりシンプル
にしてくれそうです。真夜中の孤独な歯医者にとっては何よりの東京みやげ
となりました。



      

2012.4.10
つげ義春

マンガ本を購入していた頃はお兄さんだったのび太くん。先日そのパパが
自分より年下になっていたことを知りました。
しかし、アンチエイジングを考えるどころか日に日に昭和という時代に
惹かれています。
下の雑誌もつげ義春の「ねじ式」の原画が載っていると聞きつけ
飛びつきました。その迫力、凄みといったら圧巻です。場面構成、
レイアウトどの切り口からみても斬新だし、何よりも頭に残像が残って
出て行ってくれません。昭和という時代背景が生み出した傑作、そこから
発信されるメッセ-ジには今なお煮えたっぎているマグマのようなものを
感じ取ることができます。




      

2012.4.4
CAKE★SET

梅田にある緑に囲まれた隠れ家的カフェ。陶芸教室が併設されており、
自分で選んだうつわでコ-ヒ-が飲めるのがうりです。
ゆったりした時間が流れ落ち着くのでよく買い物帰りに立ち寄ります。

しかし、いい年したオヤジがひとりおしゃれなカフェでcake setを注文する
のには勇気が必要です。一回目は恥ずかしくてかなりきついのですが
2回目からはどうでもいいやと開き直ります。
そうやって感覚を麻痺させながら新しいお店を開拓していくのです。



      

2012.3.31
販売終了。

以前マストアイテムの項にも書きましたがゴアテックスのメンブレンの
販売が本日で終了となりました。送られてきたオ-ダ-フォ-ムには
商品によってバツマ-クがされているものもありました。
今月に入って駆け込み注文が殺到し、品切れ状態だそうです。
驚いたのは自分がいつも注文している商品ばかりにバツマ-クが
ついていたことです。弘法ではないので出遅れたことは少し悔やまれ
ましたが、同じような考えの先生方が全国にいることも認識できました。

全体としての需要は減少傾向。GTRをやるよりかは・・・という時代に
こういう形の情報が得られるとまだまだ捨てたもんじゃない歯医者の
プライドを垣間見ることができます。



      

2012.3.22
外傷歯のゆくえ③

再植の明暗をわけるのは歯根側の歯根膜の状態です。
歯槽骨側の残存している歯根膜の影響は少ないとされています。
それだけに今回は非常に厳しかったはずです。

レントゲンでは現在のところ骨性癒着はおこしておらず歯根膜腔も
確認できます。また半年近くたっても有髄反応があるというのも
興味深いところです。

口腔内では、時折こちらのわくにあてはまらない現象に遭遇します。
だからこそあきらめることはできない。
セメント質、歯根膜、固有歯槽骨の3兄弟がこの状況で今後どのように
存在していくのか経過を追わずにはいられません。

独自の仮説の答え合わせはまだまだ先です。



      

2012.3.20
外傷歯のゆくえ②

急死に一生を得たといえば大げさでしょうか。
脱落の可能性をお話したうえで、再植して固定したところ
何とか機能するまでになりました。
ポケットもなく動揺も生理的範囲内ですのでこのまま乳歯としての使命を
まっとうしてくれるのではと期待しています。

歯が地面に落ちて、お子さんの口元が血だらけになれば
気が動転してしまうのはよくわかります。
でもなんとか早く医院のほうへ連絡してほしい。
どれだけ忙しくても電話にでてどうすればいいか指示することぐらいは
できるからです。


しかし肉眼では歯根に組織らしきものは何も見えなかったのですが
一体どのようなメカニズムで付着しているのでしょうか?




      

2012.3.18
外傷歯のゆくえ①

「孫が顔を打って歯が抜け落ちたのですが、見てくれますか!」
おばあさまから連絡が入りました。
ここまではいつものことですが、
「3時間以上前に抜け落ちたんですけど。」
「・・・・・。」
「汚れているところは水道水と歯ブラシできれいにしておきました!!」
「・・・・・。」

くっついてくれるでしょうか??




      

2012.3.10
歯を残すための引き出し②

ゆっくりひっぱりあげることによって歯肉のボリュ-ムが増せば
比較的容易に歯頸ラインを整えることができます。
しかし、審美的なことより重要なのはブリッジを回避できたこと。
インプラントを使わずに犬歯を削合せずに済んだことでしょう。

抜歯してからの引き出しよりも歯を残すための引き出しが多くあったほうが
患者さんは評価してくれると考えています。



      

2012.3.8
歯を残すための引き出し①

さし歯がとれたと来院。
歯肉縁下のう蝕を無視して元に戻すわけにはいきません。
かといって、このままう蝕部分をとったら残根というレッテルを貼られて
たちまち抜歯の大義名分となっていくでしょう。
矯正的挺出という手法はこういった場面で威力を発揮します。
患者さんには少しの不自由さと補綴するまでにかかる時間について
了承していただきました。
ゴムでゆっくりゆっくり引き上げ、う蝕部分を歯肉縁上にだしていきます。

う蝕の進行が深くかみ合わせも深い場合は難易度が上がりますが、
あきらめず何回かに分けてひっぱりあげます。



      

2012.3.7
管理されているのは!?

パソコンの前に座る時間がなければ、どれだけいろいろなことが
できるだろう・・・。
パソコンがウイルスに感染し画面は真っ暗。ついにその時が訪れました。
ところが自由を手にいれるどころか復旧に奔走し、スケジュ-ルを調整して
復元するまでにかなりの時間を要しました。

いったいどっちがご主人様なのかわかりません。
パソコン依存度は思いのほか根深く、距離をおくことなど不可能に
近いでしょう。

      

2012.2.25
黄昏男心機一転

「ウオーッ」と叫びたくなるような海。日頃ひきこもり気味の私にとって
真冬の日本海は、風も顔に痛いくらいですがなんとも言えない気持ちよさ
です。音の迫力もすごい。
いくら臨床が好きだといっても毎日やってればそりゃいろいろあります。
そんな煮詰まった思いも荒波のスケールのでかさを目の当たりにすると
ちっぽけに思えるから不思議です。
前向きに一歩踏み出せるエネルギーをもらえたことが、今回北陸に
きた最大の収穫だったような気がします。肩の力も抜けていい感じで福井
を後にしました。

   二日でもとに戻りましたが・・・。


      

2012.2.23
自家歯牙移植再考

今回の本当の目的である勉強会が別室を貸し切っておこなわれました。
テーマを「移植」と決めて一人ずつケースプレを展開。
日付が変わっても白熱した討論は続きました。
最後に低見塾の前岡 一夫先生から10年以上経過した失敗症例に対する
見解が述べられました。

万能選手でない移植歯を暫間的なものと捉えるかどうかというスタンスは
非常に興味深いところです。単冠やブリッジぐらいでは問題ないのですが、
大型の補綴物に組み込む場合は術後対応をつねに意識した設計の必要性
を感じました。

現在再び注目が集まってきている移植だけにタイムリーで有意義な
ディスカッションだったと思います。


      

2012.2.22
北陸欲張狂騒曲

フタを開ければ前日の不安も何処へやら、とても充実した2日間と
なりました。強行スケジュールでしたが、関係者の方のご尽力も
あり企画はどれも大当り。
これもすべて、福井でご開業の本道 隆男先生の人望の賜物でしょう。
JRの駅に置いてあるパンフレットにも負ける気がしません。

      

2012.2.22
合同合宿強行突破

17日の北陸地方の天気予報は大雪。
そんな中、我らしんせん組と低見塾の合同勉強合宿が行われるため
サンダーバードに乗って福井へ向かいました。

強力な寒波、大荒れの天候の中、名古屋のみんなは集合出来るので
しょうか・・・。

      

2012.2.12
逆走②

とはいっても理解できないところはでてくるものでその解決のために
母校の先生のところに押しかけることにしました。
柿本 和俊先生は講習会といえばインプラントが全盛という昨今において
咬合器の講演をされている数少ない講師の一人です。
お忙しいのに臨床におけるアドバイスはもちろん、たくさんの資料まで
いただき本当に有意義な時間を過ごさせて頂きました。

何となく調子がいい、というのではなく、このステップとこのステップを
間にきちんと入れているからうまくいっているんですよ!と自信を
もって言えるように私の逆走は続きます。

      

2012.2.11
逆走①

雑誌を買うがもったいなくて昔の教科書を引っ張りだすことが多くなりました。
新品同様の表紙からその頃の志のレベルをうかがい知ることが出来ます。

困ったことに学生時代は、何がわかって何がわかってないかすらわから
なかったのです。4級船舶をとった新米クルーが大海にでることによって
航海するための必要な知識が何であるか気付くようなものです。

あれだけちんぷんかんぷんだった文章も日々の臨床の疑問のヒモをとく
重要な鍵となってきます。情報が氾濫し新しい技術や材料が次々と生まれて
くる中でベースの部分はあまり変わってないのではと感じています。


      

2012.2.8
バレンタイン・マグロ

敬愛する同志の先生から素敵なプレゼントが送られてきました。
ご自分で釣られたというから驚きです。
寿司のネタにはせず、ブログのネタとしてどう料理しようかと
迷いましたが、只只美味しかったの一言に付きます。

しばらくは回転寿司から足が遠のきそうです。

      

2012.2.5
ドクターを診る

外科の専門医の先生の歯周外科をおこなうことに。
空気を和らげるための何気ない会話から。

「これまでかなりオペとかされました!?」
「2000症例くらい。」

聞かなければよかった・・・。術者の血圧が上がってどうするっていうお話。

縫合糸は同じ種類のものを使われているそうです。

      

2012.2.1
履歴

久しぶりにスタッフ募集の広告をだしました。驚いたのは応募された
方の様相が少し変わっていたことです。大卒の就活の選択肢として
応募された方が一人や二人ではありませんでした。時期的なものも
あるでしょうが、モチベーションのほうはいかほどなのでしょうか・・・。

手に技術を!と昔からいわれていることですが、いま正にそんな時代の
真っ只中にいるようです。

      

2012.1.21
1本のインプラント

重度歯周病の女性の患者さん。歯がぐらついて噛むところがないと来院
されました。咬む力が弱くなっているとはいえ、下顎前歯部の抜去歯牙
の一次固定はすぐにはずれます。初期治療に対する歯肉の反応はよく
炎症は鎮まりつつあるのに咀嚼側である右下の小臼歯部の動揺は止まり
ません。
右下にインプラントをもちいて支持を得てからの咬合調整も考えましたが
力の分散を期待して左下に1本埋入することにしました。すると
歯列の左右対称性、4本の犬歯、小臼歯部の咬合支持のそれそれが
うまく機能しはじめました。もちろん引継ぎによる2人の衛生士のTBIと
それに呼応する患者さんの努力と協力が追い風となったことは言うまでも
ありません。

パノラマから受ける危うい印象や、短い経過からは何も語れませんが、
予後は比較的落ち着いたものになるであろうとみています。
欠損の流れを変えたのは1本のインプラントです。


      

2012.1.9
警鐘

元旦の朝刊は楽しみです。記者の方も気合が入っているのか、社説や
コラムなんかも充実の内容で読破するのにも結構時間がかかります。
そんな中、天声人語に興味深い一文がありました。

「そして今、グローバル化という世界標準語が、妖怪のように地球を席巻
する。栄華と便利は幸せと同義ではなかった。それを知って、さあどの方向へ
歩むのか?辰年の空から小さき問いが聞こえてくる。」


      

2012.1.8
年齢を重ねるということ②

かつてYMO好きの小学生が生意気にもクラスメイトにニュウウエーブを
語っていました。そして去年、そのYMOがフジロックで再結成。音源しか
聞いていないのですが、円熟味を増したというよりも構成にしろアレンジ
にしろ更に進化を遂げているような気がしました。

年齢を重ねれば、肉体的に変化があらわれるのは仕方のないことです。
しかし発想や思考の部分では、才能のある方はますますその能力が
研ぎ澄まされ鋭利な形で作品や考え方に反映されるのではないでしょうか。
興行や周りの雑音さえ無視出来ればの話ですが・・・。

お顔の浮かぶ方がいらっしゃるので余計にそう思えるのかもしれません。


      

2012.1.4
年齢を重ねるということ①

これまで観てきた映画の中でどちらが1番でしょうか!?

作品の批評はうるさがられるので、どなたかにお任せして

考えているのは2人の巨匠の才能の切れ味についてです。


      

2011

 

インプラント/審美歯科 :早田歯科医院
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