TAG 欠損補綴

オーバーデンチャーを考えるとき②

左下の犬歯が自然脱落で来院。残された一本に対する思いは前述の患者さんといっしょです。やっかいなのは顎堤をひきつれて延出し始めているところです。 年齢は70代、これから20年として今後ゆきちがう顎堤に苦しまないためにはどう…

オーバーデンチャーを考えるとき①

「ぐらぐらして痛いからもう抜いちゃって」と来院されてからもう13年が経とうとしています。 患者さんの年齢も70代後半になりました。その間いろいろと身体のほうには問題が見つかったそうですがお口の中はいたって元気。 恵まれた…

欠損の流れ

川の流れを見ると欠損歯列を思い出し、欠損歯列を見ると川の流れを思い出す。これは職業病なのでしょうか・・・。 最近思うのが経過を追っている中でたとえ支台歯を失ったとしても、それを織り込み済みの設計であれば終末像への流れは緩…

上下顎中央残存型①

グラスに見えるか、話をしている二人に見えるのか、同じものでも人によって捉え方は変わってきます。 高齢者の患者さん、特に70歳以上の患者さんが当院の大部分を占めるようになってきました。 この方たちの進行中の欠損をいかに止め…