欠損の流れがいまどの位置にあるのか、止まっているのか、それとも水面下でゆっくりと進んでいるのか。経過をおっている患者さんが80代をこえることもめずらしくなくなってきました。そしてそこから歯を次々に失うことも経験しています。80歳を過ぎて欠損の流れに変化が生じたのです。今までになかった認知症や加齢による身体機能の低下という要素が加わったためだと考えられます。しかしそんな時でも慌てないためには術後対応に秀でた義歯を使用してもらう必要があります。その候補のひとつが二次固定の義歯ではないかと思うのです。今後90歳をこえる方たちが次々と現れ、患者さんおよび術者側に様々な制約がうまれた時、90代の補綴物という新たな仕分けが現実のものとなりそうです。
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