79才女性。 動揺の残る前歯をいかした二次固定の義歯を上顎にいれました。徐々に動揺はおさまり義歯の安定にも役立つようになりました。しかしある時期をさかいに歯肉の炎症がめだつようになり、動揺の再発した歯から順に外冠を根面板…
高齢に伴う変化④
79才女性。 動揺の残る前歯をいかした二次固定の義歯を上顎にいれました。徐々に動揺はおさまり義歯の安定にも役立つようになりました。しかしある時期をさかいに歯肉の炎症がめだつようになり、動揺の再発した歯から順に外冠を根面板…
ところが静かな変化が生じていました。インプラントはときに欠損の流れを止めることが可能ですが、口腔内の加齢変化まで止めることは難しいようです。徐々に顎堤が舌側から吸収を開始しインプラント周囲の歯肉の状況が変わってきています…
軟着陸を目指した少数歯残存症例です。ゆっくりと時間をかけて残存歯を失っていったため80代にむけての十年間の経過は穏やかなものとなりました。 顎堤が吸収する前のオ-バ-デンチャ-という選択はそれなりの成果があったものと捉え…
コレハ何???
欠損の流れがいまどの位置にあるのか、止まっているのか、それとも水面下でゆっくりと進んでいるのか。経過をおっている患者さんが80代をこえることもめずらしくなくなってきました。そしてそこから歯を次々に失うことも経験しています…
失えば流れの展開が変わる、是が非でも守るべき存在とその歯を捉えたとき曖昧な補綴設計はのちのち悔いを残す形になります。二次固定を優先するなかでコ-ピングにして義歯床内におさめるのか、それとも内・外冠にするのか・・・。イメ-…
川の流れを見ると欠損歯列を思い出し、欠損歯列を見ると川の流れを思い出す。これは職業病でしょうか・・・。 欠損歯列がいま現在どんな位置にあり、どう流れているのか。例えば一時期流れが止まっていたとしても地下ではマグマのように…
いま現在安定した経過の立役者は右下8番といえるでしょう。傾斜しているため、長軸方向に力がうまく伝わっていないにもかかわらず歯周組織に問題はみられません。負担過重の骨梁像もみられますが動揺もなく受け手として存分に力を発揮し…
口腔内はそんなに甘くなく、補綴後5年経過して保護していた右下3番の歯根が縦に割れ保存するのが精一杯となりました。またこの間に下顎前歯2本が失活しています。そしてこの時期あるアクシデントにより義歯をもうひとつ新製することを…
結局前歯4本を支台歯として有髄で取り込みました。仮義歯では右下の中間欠損を利用してクラスプをかけましたが左下の回転沈下が徐々に顕著になってきたため、支台装置をよりリッジドなものに変更しています。回復に対する代償に8番の歯…