6ヶ月経過

新製した義歯が6カ月経過しました。顎堤とのフィットはおおむね良好のようです。 金子先生のブログでは、パ-シャルデンチャ-は装着後の半年がきわめて重要、術後のトラブルの芽はほとんどこの時期に発見できると書かれています。 &…

線維性歯肉のコントロ-ル②

相変わらず分厚く乾燥気味の歯肉ですが、ゆっくりゆっくりと空隙が閉鎖していきつつあるのがわかります。 力の加減といった課題は残りましたがハブラシの選択と磨き方は間違ってはいなかったようです。 ハブラシの毛先は決して歯肉には…

繊維性歯肉のコントロ-ル①

矯正的挺出は終えたものの、かたいゴツゴツした歯肉がなかなか言うことを聞いてくれません。仮歯の形態修正だけで、隣接面の歯肉を立ち上げるのには限界がありました。お忙しい男性の方なのであまり長く様子を見るわけにもいかず空隙を残…

一次固定と清掃性

乾燥した口腔内ではう蝕の進行が速い。歯間ブラシも通らない。動揺を訴えて来院された翌週には脱離した。

対面でしか伝わらない熱量

週末は東京で臨床歯科を語る会2022が催されました。もちろん様々な制限はありましたが全国各地に散らばっている会員の先生方とのひさびさの再会にとても高揚しました。そのせいもあり最近早寝の自分でさえも二日連続で日をまたいで語…

角化歯肉の厚み②

補綴修復予定歯に対して角化歯肉の増大を目論み歯肉弁根尖側移動術を施術しました。結果的に辺縁歯肉が成熟するまでプロビジョナルで6ヶ月待つことになりました。時間はかかりましたが、そのまま補綴するより歯肉ラインを整えることがで…

角化歯肉の厚み①

“補綴処置歯がどれくらいもつのか”は患者さん側からしたらとても気になるところだと思います。しかし如何に優れた新しい素材が開発されても歯周環境が脆弱であればその耐用年数に疑問が残ります。薄い辺縁歯肉…

臨床に対する熱量

先週末はKDM熊本デンティストミ-ティングの40周年記念発表会に参加するために熊本を訪れました。60代をこえた会員の先生方も発表され、すでに崩壊している口腔内に対して何とか噛めるようにと奮闘する情熱とひたむきさに感銘をう…