上下顎中央残存型⑤

下顎前歯部の叢生や上顎と下顎の歯冠の幅径の差などから支持している箇所は前の患者さんと比べると少ないです。
歯式で表せばほぼ変わらないのに欠損形態を分類することがいかに難しいかよくわかります。
それでもこのシルエット、バランスの面ではやはり他の形より秀でていることが義歯の安定性からも感じました。
経過はありませんが顎堤より突出している口腔底粘膜であっても仮義歯期間もあわせて不具合はほとんど訴えられなかったのです。

 

 

 

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